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概要 真田幸村三方ヶ原の戦い-外伝 上田城の戦い-外伝 忍城攻め-外伝 沼田城の戦い-外伝 大坂の陣-外伝 前田慶次姉川の戦い-外伝 賤ヶ岳の戦い-外伝 忍城攻め-外伝 三成救出戦-外伝 長谷堂の戦い-外伝 織田信長桶狭間の戦い-外伝 金ヶ崎撤退戦-外伝 長篠の戦い-外伝 木津川口の戦い-外伝 本能寺の変-外伝 明智光秀長篠の戦い-外伝 木津川口の戦い-外伝 本能寺の変-外伝 山崎の戦い-外伝 関ヶ原の戦い-外伝 上杉謙信関東出兵-外伝 川中島の戦い-外伝 駿河侵攻-外伝 手取川の戦い-外伝 賤ヶ岳決戦-外伝 お市桶狭間の戦い-外伝 稲葉山城の戦い-外伝 姉川の戦い-外伝 小谷城の戦い-外伝 余呉湖畔決戦-外伝 阿国小谷城の戦い-外伝 木津川口の戦い-外伝 賤ヶ岳の戦い-外伝 関ヶ原の戦い-外伝 大坂の陣-外伝 くのいち利根川の戦い-外伝 上田城の戦い-外伝 忍城攻め-外伝 三成救出戦-外伝 大坂の陣-外伝 雑賀孫市上田城の戦い-外伝 葛西大崎一揆-外伝 三成救出戦-外伝 長谷堂の戦い-外伝 大坂の陣-外伝 武田信玄駿相の戦い-外伝 川中島の戦い-外伝 三増峠の戦い-外伝 三方ヶ原の戦い-外伝 長篠決戦-外伝 伊達政宗上田城の戦い-外伝 小田原討伐-外伝 葛西大崎一揆-外伝 三成救出戦-外伝 長谷堂の戦い-外伝 濃姫桶狭間の戦い-外伝 稲葉山城の戦い-外伝 金ヶ崎撤退戦が-外伝 木津川口の戦い-外伝 本能寺の変-外伝 服部半蔵伊賀越え-外伝 小牧長久手の戦い-外伝 上田城の戦い-外伝 小田原討伐-外伝 大坂の陣-外伝 森蘭丸姉川の戦い-外伝 長篠の戦い-外伝 木津川口の戦い-外伝 手取川の戦い-外伝 本能寺の変-外伝 豊臣秀吉桶狭間の戦い-外伝 稲葉山城の戦い-外伝 金ヶ崎撤退戦-外伝 山崎の戦い-外伝 小牧長久手の戦い-外伝 今川義元桶狭間蹴鞠戦-外伝 東国蹴鞠戦-外伝 西国蹴鞠戦-外伝 小田原蹴鞠戦-外伝 大坂蹴鞠の陣-外伝 本多忠勝三方ヶ原の戦い-外伝 伊賀越え-外伝 小牧長久手の戦い-外伝 上田城の戦い-外伝 関ヶ原の戦い-外伝 稲姫三方ヶ原の戦い-外伝 上田城の戦い-外伝 小田原討伐-外伝 沼田城の戦い-外伝 大坂の陣-外伝 徳川家康姉川の戦い-外伝 伊賀越え-外伝 小牧長久手の戦い-外伝 関ヶ原の戦い-外伝 大坂の陣-外伝 石田三成賤ヶ岳の戦い-外伝 小牧長久手の戦い-外伝 忍城攻め-外伝 杭瀬川の戦い-外伝 関ヶ原の戦い-外伝 概要 無双武将の階級が150・180・210・250・300で発生する外伝シナリオの会話イベント。不自然な全角スペースの箇所は、作中の台詞における改行箇所に当たる。 真田幸村 三方ヶ原の戦い-外伝 高坂昌信:幸村、三方ヶ原を迂回し 敵の背後に回るのです 真田幸村:敵の退路を断つのですね 心得ました! 高坂昌信:退路は、敵の急所 おそらく、天下無双の士・本多忠勝が 居るでしょう 真田幸村:あの本多忠勝が 塞いでいるのか…… 高坂昌信:しかし、あなたの槍ならば届く ……そう、私は信じておりますよ 高坂昌信:勝ってお館様の王道を、 天下に示しましょう 真田幸村:はい! 上田城の戦い-外伝 真田幸村:父上……? なんだか楽しそうですね 真田昌幸:真田の軍略を、思う存分に 発揮できると思ってな 真田幸村:城内の弓の伏兵、城下への 火計による退路の遮断…… 真田幸村:いずれも、お見事としか 言いようがありません 真田昌幸:真田の戦は機略縦横…… 徳川家康、何する者ぞ 真田昌幸:幸村、手はず通りに 攻め進めよ 真田幸村:はい、父上! 忍城攻め-外伝 猿飛佐助:幸村様ー! 真田幸村:佐助、戻ったのか 他の二人は、どうしたのだ? 猿飛佐助:くのいちの姉ちゃんと才蔵は まだ忍城の偵察中だよ 真田幸村:敵の真っ只中か ……そなたたちには、本当に 感謝している 真田幸村:しかし、あまり無理をするな そなたたちは大切な仲間 誰一人として傷ついてほしくない 猿飛佐助:その言葉、くのいちの姉ちゃんに 直接言ってあげてよ すっごく喜ぶからさ! 真田幸村:うん?どうしてだ? 猿飛佐助:……幸村様、武芸はすっごいのに、 こっちの話になると、 ほんっとうに鈍感だよね…… 沼田城の戦い-外伝 真田信之:幸村…… 私たちは戦うしかないのだな 真田幸村:はい、兄上 真田幸村:我らと兄上は信念を違えた…… この戦は定めなのです 真田信之:……しかし、どちらが勝っても真田は 続く、か 真田幸村:兄上……? 真田信之:気にするな、幸村 ただのひとり言だよ…… 真田信之:さあ、遠慮せずに来なさい 世に真田の戦を刻もう 真田幸村:はい! 正々堂々の勝負です、兄上! 大坂の陣-外伝 真田幸村:智仁勇を兼ね備えた木村殿と 最後の戦を迎えられるとは、心強い 木村重成;私もです 木村重成:日の本一の兵と呼ばれる真田殿と、 最期を共にすることができ、 嬉しい限りです 真田幸村:この戦、勝つには千軍万馬を越え、 家康の首を獲るしかない…… 真田幸村:さあ、重成殿、共に参りましょう! 木村重成:ええ! 真田幸村:……義姉上 これでお別れです…… 真田幸村:もはや退路は無用 ただ突き進むのみ! 真田幸村:我こそは真田幸村! 死にたくなくば、道をあけよ!! 前田慶次 姉川の戦い-外伝 朝倉義景:すまぬな 少しばかり遅うなった 前田慶次:遅れて来て、うまいとこ持って こうってんじゃあ 呆れるねえ 朝倉義景:ふん、黙っておれ 貴様のごとき端武者に 討たれては 朝倉義景:そうそうたる朝倉家先祖に 申し訳が立たぬわ 前田慶次:端武者かどうか ひとつ手合わせ願おうかあ! 前田慶次:前田慶次の大傾奇 とくとご覧あれ! 賤ヶ岳の戦い-外伝 茶々:お父様……お母様…… 前田慶次:あんた、復讐するつもりか? 天下の秀吉に喧嘩を売るなら 俺も混ぜてくれねえかい? 茶々:……母上はよく、私におっしゃって くださいました 茶々:どのようなことがあっても、哀しみに 押しつぶされず、優しい心を 忘れないで、と 茶々:哀しくても、辛くても、憎くても ……私は優しい心を捨てたりは しません 前田慶次:へえ…… 茶々:あなたの期待に応えられず 申し訳ありません…… 前田慶次:いいや期待以上だ 随分と肝の据わった娘さんだなあ いつか、手合せ願いたいねえ 忍城攻め-外伝 前田慶次:天下を向こうに回しての大ゲンカとは、 忍城の大将は傾いてるねえ 大谷吉継:否 前田慶次:ほう 大谷吉継:忍城の士気、昇竜の如し 大将長親、百戦百勝の雰囲気を感ず 前田慶次:吉継にそこまで言わせるたあ ますます大将の顔が見たくなった! 前田慶次:一番槍は、この前田慶次に 任せてもあろうかあ! 三成救出戦-外伝 前田まつ:アンタ……アタシより先に 逝っちまうなんて 前田慶次:姉御、泣いてんのかい? 前田まつ:な……なめんなよ! アタシが前田ン中を守ってたンだ! 前田まつ:泣いてなんか、いられるかよ! 前田まつ:オマエは、家の心配なんかすンな! 天下のど真ん中で傾いてろってンだ! 前田慶次:さすがだねえ、姉御! 前田慶次:……叔父御はもう俺を 追っかけてきちゃくれねえが 前田慶次:叔父御が支えた天下 最後まで付き合ってやるぜ 長谷堂の戦い-外伝 前田慶次:伊達上杉の大ゲンカ 邪魔はしないでもらおうか! 伊達成実:お前も邪魔だ、戦さ人! 前田慶次:ほう あんた、やるねえ 伊達成実:武の成実とは、俺のことよっ! 伊達成実:政宗の道は俺が開く! 喧嘩上等!かかってきなっ!! 前田慶次:あんた男だねえ 気に入った! 前田慶次:それじゃあ、最後の大傾奇 始めようかあ! 織田信長 桶狭間の戦い-外伝 今川氏真:今川が……父上が…… 負けるとは…… 織田信長:人の世は目に映るものだけでは決め られぬ 今川氏真:……それは運、ということですか ならば、信長公に天運が味方し、父上は 死んだのか! 織田信長:ククク……天が信長を生かした 時は信長に進めと望んでおる 織田信長:旧き時代にすがるは無価値 留まるならば、その生、信長が屠ろう 今川氏真:世迷いごとを…… しかし、私には抗う術はありませぬ…… 金ヶ崎撤退戦-外伝 織田信長:長政を討つのを望んだのは信長 うぬらはこの信長を恨むか 茶々:母上はいつも申しております 憎しみ、悲しみを乗り越えて 生きなさいと お初:憎む心に支配されてはいけないので すぅ。お父様が亡くなったのは悲しい ですが…… お江:悲しんでても帰ってこないもの だから、アタシたちは前を向いて生き ていくの!! お江:それとも…… おじいちゃんは恨んでほしいの? 織田信長:ククク……是非もなし 長篠の戦い-外伝 織田信長:旧き時代は今、消えゆく 時に残されし、武田は死んだ 武田勝頼:まだ武田は死んでいない 我が居る! 我こそ、武田信玄の血を継ぎし者! 武田勝頼:武田の王道敷くのは我よ!! 武田勝頼:次は負けぬぞ、信長よ! この勝頼が生き続ける限り、 貴様の天下は訪れぬ!! 織田信長:旧き時代に囚われし亡霊よ…… うぬの存在こそ、無価値なり 織田信長:その微かな生すら踏みにじり、信長は 時を進めよう、ぞ 木津川口の戦い-外伝 ナレーション:西国の反信長勢力を一掃する戦が 勃発する 小早川隆景:輝元!へたりこんではなりません! 毛利輝元:あ、あぁ…… まさに魔王のような戦ぶり…… 味方が次々と斬り捨てられていく…… 小早川隆景:目を逸らさず、この胸に刻みつけな さい!魔王の戦いを……! 毛利輝元:嫌です……怖い…… 織田信長:目を閉じ、耳を塞ぐか ならば、うぬはそこに横たわる骸と 同じ 織田信長:生者も死者も踏み越え、進めぬ者は 無価値……この場で朽ちよ 毛利輝元:死ぬのは嫌です! 僕は生きます…… 負けても生きるのです……!! 織田信長:生を欲し、前へと進む、か ククク……是非も無し 本能寺の変-外伝 織田信忠:父上、お迎えにあがりました 織田信長:信忠…… 織田信忠:父上のそのような呆けた顔を見られ るなど貴重でございますね 濃姫:ここは……? 森蘭丸:信長様!ご無事だったのですね 織田信長:お濃に、お蘭…… 濃姫:ここが……地獄なのかしら? 織田信長:で、あるか 織田信長:ククク……フハハハハッ!! 未だ、天は信長に立ち止まることを 許さぬ、か 明智光秀 長篠の戦い-外伝 明智光秀:此度の戦、鉄砲隊の運用が明暗を分 けます 明智光秀:滝川殿の采配に期待しておりますよ 滝川一益:これは痛み入る。とはいえ貴殿も 飛ぶ鳥を打ち落とすほどの鉄砲の 名手と聞いておる 滝川一益:ぜひその手腕をご披露いただきた いものだ 明智光秀:いえいえ……鉄砲の真価は統率の とれた射手による一斉射撃です 明智光秀:一人の射手が戦を左右することは ございません 滝川一益:なるほど。いかにも道理 鉄砲奉行を加増して、射手の士気を今 一度高めておこう 木津川口の戦い-外伝 明智光秀:……小早川隆景! 敵方の将が、なぜこのような ところに…… 小早川隆景:おおかみの顔を見ておこうかと 思いまして 明智光秀:……おおかみ? 小早川隆景:ええ……あなたは以前 父・毛利元就に仕官を求めたこ とがありましたね? 小早川隆景:そのとき、あなたに抱いた印象を 父が話したことがあったのです 小早川隆景:「まるでおおかみのような男だ 敵にすると恐ろしいが、味方に しても手を噛まれるだろう」 明智光秀:…… 小早川隆景:あなたは才能があり、物事が 見えすぎる上に、心が過敏です 小早川隆景:今の状況に、並々ならぬ不満と 疑問を抱いている 明智光秀:それは…… 小早川隆景:その有能さと繊細さが、いつか あなた自身を破滅に追い込む でしょう 小早川隆景:ゆめゆめ、ご注意ください それでは、失礼いたします 本能寺の変-外伝 明智光秀:信忠様、ご覚悟を 織田信忠:光秀殿……上に立つ者は、常に 孤独と立ち向かい、非情であら ねばなりませぬ 明智光秀:な、なにを…… 織田信忠:父上はご存じだったのでしょう あなたの野心を。そして あなたにその力量があることも 織田信忠:しかし、父上はあなたの優しさを案じ た。あなたは孤独を選べない そして、非情になりきれない 織田信忠:だから、同じところに上がって来い と、苛烈に接していらしたのです…… 織田信忠:あなたの描く世、私はよいと思います 正しきと思う道を進んでください 織田信忠:さあ、光秀殿、私を斬るのです…… そして、覚悟を決めなさい! 迷わず、己の世を掴むのです! 明智光秀:……信忠様…… ……信忠様ッ……! 明智光秀:……御免つかまつる!! 山崎の戦い-外伝 明智光秀:これは……菜々殿 元親殿とご一緒だったのですか 菜々姫:ええ、あの人に死相が出てたんでね 明智光秀:し、死相……ですか? それはいけない! 明智光秀:今すぐに元親殿には、土佐にお帰りい ただいて…… 菜々姫:人一人の死を回避するために、 戦の采配を変えるの? あんたの覚悟ってそんなもの? 菜々姫:壮絶に甘いね 明智光秀:……ですが、私にとって元親殿は 唯一無二の友! 明智光秀:今失っては、これから先に為すべき ことも為せなくなります! 菜々姫:友の命は、ほかの人よりも重いの? 先陣を切る、足軽一人よりも? 菜々姫:あんたの目指す未来では、命の重さ は違うのか? 明智光秀:命の……重さ…… 菜々姫:あの人は、あんたに賭けてるんだ わたしは、あの人が賭けてるあんたの 優しい未来を信じてる 菜々姫:……優しいと、甘いは違うのよ 関ヶ原の戦い-外伝 ナレーション:忠興は天海と名乗る男と対峙し 己の目を疑った 細川忠興:義父上……? 義父上なのですか!? 明智光秀:目に映るものが何なのか…… 判断するのは自分自身です 明智光秀:あなたが私の義父だというなら それが真実 そうでないなら、それもまた真実 細川忠興:私は……私はそなたを義父だとは 思わぬ 細川忠興:義父ならば、ここで切り捨てる!! 私の愛する妻を、あれほど泣か せた、そなたを!! 明智光秀:忠興殿…… 細川忠興:……その命、正しきにお使いください 我らの、愛する笑顔のために 明智光秀:……ガラシャ、わが娘よ…… 上杉謙信 関東出兵-外伝 上杉謙信:我、勝てり……全軍、撤収せよ! 上杉景勝:……!? 父上……城…… 綾御前:うろたえ者 私利私欲で動く我らだと思いましたか? 綾御前:目的は果たしました これが謙信の流儀です 綾御前:景勝、厳しき義と優しき愛をその身に 刻みなさい 上杉景勝:……御意 川中島の戦い-外伝 上杉謙信:……全軍、妻女山を降りよ! 宇佐美定満:この真夜中にですと!? ……もしや、武田の夜襲! 鬼小島弥太郎:武田とついに相撲できんのか! オラ、楽しみだぞ! 柿崎景家:先鋒は、この景家にお任せを 上杉謙信:この程度の策で、我を倒せると思う たか、宿敵! 駿河侵攻-外伝 上杉謙信:汝が、獅子の子か 上杉謙信:……汝はこれより、「景虎」と名乗れ 上杉景虎:景虎……? そりゃあんたが、昔付けてた名前じゃ ねえか 上杉景虎:いいのかよ? あんたにゃ、景勝がいるだろ? 上杉謙信:闘争は愉悦 闘争は美酒 上杉謙信:汝らの闘争、天も照覧せん 上杉景虎:……切磋琢磨しろってことか? ま、ありがたく頂戴しておいてやるよ 手取川の戦い-外伝 上杉謙信:いたずらに命を散らす…… 織田との戦、これは闘争にあらず! 上杉景虎:確かに……ひでぇもんだぜ 上杉景勝:……うむ 綾御前:謙信、魔王をこのままにしておいては、 なりません さらなる犠牲を払うでしょう 綾御前:愛の刃で織田を破り、戦場に正しきを 示すのです 上杉謙信:あい、姉上も景勝も景虎も、 魔王の手より守り抜きます 上杉謙信:全軍、一時帰還の上、 上洛に備えよ! 上杉謙信:……毘沙門天よ 最後の戦、照覧あれ 賤ヶ岳決戦-外伝 上杉景勝:……龍 上杉景虎:ああ…… この大軍の中を駆け抜けるとは、 義父上はまさに龍だぜ 上杉謙信:魔を屠り、この闘争を締めくくらん 織田信長:魔王亡き世に……何を望む? 上杉謙信:我、闘争にて正しきを行い、 間違いを正すのみ 上杉謙信:果てに生まれるものあれど、 望むものなし 上杉謙信:いざ邪を祓い、この戦より正しきを 見出さん! お市 桶狭間の戦い-外伝 お市:お兄様は苛烈に進まれている…… 立ちはだかる強大な敵さえも 打ち砕き、前へ前へと…… お市:人の生すら踏み越えて…… 今川氏真:優しき魔王の妹御 今川のため、憂いてくれるのですか 今川氏真:私はこれで良いと思っているのです 私と父の魂は乱世より開放された 今川氏真:これからは我が夢のため、生きて いきたいと思います お市:あなたの夢とは……? 今川氏真:私は争いを好みませぬ。日本を周り、 雅なる芸事を極め、分け隔てなく誰と でも蹴鞠れたら良いと思っております 今川氏真:いつか争いが無くなった時…… 共に蹴鞠ってはくれませぬか? お市:ふふ……はい、ぜひ 稲葉山城の戦い-外伝 お市:あなた方にご迷惑は掛けません だから、長政様のお側に…… 磯野員昌:おう、別にいいけどよ…… 磯野員昌:はあー……魔王の妹っていうから どんなおっかねえ女かと思いきや、 華みてえなお人よしだしよぉ 磯野員昌:信長の奥さんの方がよっぽど おっかねえ…… 濃姫:あら、呼んだかしら? 磯野員昌:げっ……! お市:お義姉さま、来ていたのですね…… 濃姫:あの人が私の生家を滅ぼす戦い、 見逃す訳にはいかないでしょ? 磯野員昌:さすが、魔王の奥さんだぜ 濃姫:ねえ、そこのあなた 精一杯、長政を守りなさいよ 磯野員昌:んなこと、言われなくても 分かって…… 濃姫:可愛い市を未亡人にさせたら、 私が許さないわよ? 磯野員昌:お、おう…… 姉川の戦い-外伝 朝倉義景:長政殿は義兄よりも、我ら朝倉との 古きからの同盟を大事としてくれた のだな お市:……長政様は朝倉を助けられるのは 自分しかいないとおっしゃっていま した 朝倉義景:お市殿は良いのか? そなたは織田信長の妹 朝倉義景:本当にあの魔王と対峙する覚悟は…… 自分の兄をも手をかける覚悟はおあ りなのか? 朝倉義景:我らはそなたの兄を斬るつもりだ 講和など、温い終わらせ方をする つもりはない お市:……私は…… 朝倉義景:すまぬ、私の言葉は気にするな…… 此度の戦は我らが巻き込んだも同然 朝倉義景:そなたに答えを求めるなど、可笑しな 話であるな 小谷城の戦い-外伝 ナレーション:お市は長政の希望により、織田へと 帰ることとなった ナレーション:その道中、花咲き乱れる草原を 目の当たりにし、お市は足を止めた 堀秀政:……お市様? お市:朝倉義景様は…… 信長の妹である私に兄と敵対する 覚悟があるか、と問いました…… お市:私は例え、お兄様を……織田を敵に 回したとしても。浅井から離れる ことはできません お市:あの方を支えれるのは私だけ お市:長政様の理想を夢で終わらせたくな い!これは私の望みなのです……! 堀秀政:……お市様は固い決意をお持ちの ようですね 堀秀政:あなたが揺れる心のまま、長政殿の 元へ戻ると言うのならば 堀秀政:無理にでも信長様の元へお連れしよ うかと思いましたが……私にはあな たを連れ戻す理由を見つけられません 堀秀政:私はこれまどと同様、信長様を信じ、 信長様のために生きていく所存…… 堀秀政:どうか、お市様……あなたが 信じる道をお進みください お市:ありがとう あなたもどうか、お元気で…… 余呉湖畔決戦-外伝 お市:私がお相手します! 武田勝頼:浅井の女よ。この絶望的な中でも 長政を信じるのか?今なら、助けて やってもいいのだぞ お市:あなたに助けは請いません! この険しい試練も、私は長政様と 一緒に乗り越えてみせます! 武田勝頼:フッ……武田、北条、上杉、毛利、 徳川、そして、織田に囲まれた状況に おいて、まだ希望を捨てぬか 武田勝頼:可哀想な女よ 貴様らの運命は決まっている。我ら の前に屈し、身を滅ぼすのだ…… 佐々成政:おいおい、そのへんにしとけって んだよ 武田勝頼:なんだと? 俺は敵に情けを掛けてやっている だけではないか 佐々成政:女相手にグチグチグチグチ…… 気分悪くなんだろうが!! 武田勝頼:……織田の犬が俺に意見するか 我が武田の騎馬隊に掛かれば、 貴様などすぐに…… 佐々成政:ハッ!お得意の騎馬隊かよ! てめえ自身の強さじゃねえだろうが! だっせえ野郎だぜ 武田勝頼:……武器を取れ 貴様とはここで決着をつけねばな 佐々成政:上等じゃねえか! かかってこいよ! お市:……敵同士が手を結んでいるせいか、 統率が取れていないみたい お市:私たちの……浅井の勝機はまだ 失われてなんかいない……! 阿国 小谷城の戦い-外伝 ナレーション:戦国乱世は極まり、将軍家の威信が 問われる大事件が起きようとしていた ナレーション:阿国は乱世に刻まれる一塊の魂を 見届けるべく舞い降りた 阿国:将軍様の魂の輝きが、最後の光を 生じようとしてはる 阿国:それにしても将軍様、勇ましいわぁ 足利義輝:松永、貴様の業、我太刀にて斬り さってくれよう 松永久秀:多勢に無勢、それでも諦めぬと クククク、実に素晴らしい演者では ないですか 足利義輝:黙れ!!さぁ! ナレーション:次々と斬りかかる兵、しかし義輝は 畳に刺した無数の刀を手にすべてを 斬り伏せた 松永久秀:これは……、ここまでの魂の咆哮、 この乱世でもそうはありません…… そうは思いませんか 阿国:あら、覗いてるのに気づいてらしたんや 将軍様の魂、真っ赤で綺麗なこと 足利義輝:我は、我が一閃は、我が将軍家は!! 決して乱世には屈せぬ!! 松永久秀:義輝公、大変愉悦な大立ち回りでした しかしながら残念ですが、これにて 終幕でございます 木津川口の戦い-外伝 松永久秀:おや、貴方はいつぞやの ほほう、よくぞこの舞台に 阿国:久秀様は演者ですよって、今日ばか りはうちも観客になろかと思うて 松永久秀:ククク、私は演者としては未熟者でしょう 脇役らしく、この舞台を降りますよ 松永久秀:我が人生で最も可笑しき信長公 ……あの方がこの乱世をどう転がすが 愉しみだ…… 松永久秀:……さて。私はあの方の覇道に 花を添えるため、美しく散ってみせ ましょうか。フッ……フハハハハ!! 阿国:やぁん、久秀様 この期に及んで悪そな顔してはりま すなぁ 松永久秀:ククククク、愉快で堪りませんね!! 私は今、乱世に生きたのですよ!! 賤ヶ岳の戦い-外伝 阿国:元春様、体調悪い聞きはりましたけ ど大丈夫どすえ? うちの舞で元気出してくれはります? 吉川元春:阿国さん、わざわざ申し訳ねえ ちょっと最近体調が優れなくてな 黒田官兵衛:卿は無理をしすぎなのではないか 阿国:あら、官兵衛様もお見舞いやの 仲が良しおろすなぁ 吉川元春:こんな顔して、案外心配性でお人好 しの面もあるからな。差し入れの 鮭料理まで持ってきやがった 黒田官兵衛:卿がおらぬと、四国征伐の士気が 下がる ……寝てばかりはあの者だけでよい 吉川元春:そういうことにしてやるか せっかくの差し入れだ、この鮭 食って元気出さないとな 関ヶ原の戦い-外伝 井伊直政:島津義弘、この戦場から逃しはせん! 俺が引導を渡してやる 島津義弘:小僧が鬼に挑むか 阿国:二人の鬼さんが火花散らしてはる 見事な魂の輝きやなぁ 井伊直政:俺は井伊の赤鬼! 鬼の相手として、不足はなかろう! 井伊直政:この戦の大局が決まろうが、貴様のよ うな戦鬼の退却を許しては泰平の世 が安泰とならぬ! 阿国:かいらし顔して苛烈な戦舞なこと 義弘様も押されてますよって 島津義弘:なるほど、伊達に赤備えではない 相手に不足はなしか、まずは満足 島津が捨て肝にて、鬼が意地を通そうか 井伊直政:攻めて攻めて攻め続けるべし! この命尽きようとも!! これぞ井伊家家訓! 大坂の陣-外伝 阿国:茶々様、乱世の末に何を見はります? 茶々:思えば、遠く旅をしてきたような 気がします 茶々:哀しきことを世からなくす この想いで動かされてきました 茶々:気づけば、意地のようになっていた かもしれません 阿国:後悔してはりますの? 茶々:いえ、決して。私はこの身に様々な 想いを刻みました。父上、母上、 秀吉様、三成様……他にもたくさん 茶々:その想いすべてから逃げることなく、 私は私として乱世に向き合いました 阿国:綺麗どすなぁ、哀しい藍色でも暖かい 藍色やわぁ。きっと茶々様の想いは 世に伝わりますえ くのいち 利根川の戦い-外伝 くのいち:あれれ?どうしたの、佐助っち! 猿飛佐助:くのいちの姉ちゃん! 幸村様が任務ご苦労さまだってさ くのいち:え、幸村様が? そっか…… 猿飛佐助:嬉しそうな顔しちゃって…… 幸村様、お館様のところへ戻ったよ 姉ちゃんも追えば? くのいち:うん!ありがとう、佐助っち! あたし、幸村様と一緒に行くね 護衛も必要だろうし! 霧隠才蔵:幸村様に護衛など必要ない 猿飛佐助:まあ、あれはくのいち姉ちゃんの 照れ隠しだからさ 霧隠才蔵:忍びとして褒められたものではないな 猿飛佐助:そう言うなって。くのいちの姉ちゃん もちゃんと分かってるよ。忍びと その主って立場をさ 猿飛佐助:それでも苦しみながら、側を離れず 精一杯守ってんでしょ 猿飛佐助:……幸村様の鈍感っぷりには さすがに姉ちゃんが可哀想に なってくるけどさ 霧隠才蔵:しかし、忍びとしての領域を越える ようならば、俺は黙ってはいない 霧隠才蔵:まして、幸村様に害をなそうものなら 仲間であろうと斬る 猿飛佐助:はあ…… 才蔵の幸村様への忠義もさすがだよ ね。気持ち悪いくらいに 上田城の戦い-外伝 真田信之:あなたたちのお陰で真田は難を 逃れることができました 礼を言わせてください くのいち:わっ、やめてくださいよ、信之様! あたしは忍びとして、当然の働きを したまでです! 真田信之:当の幸村はどうしたのですか? くのいち:兼続様とお話をしているようです 真田信之:ああ……救援に来てくれた方たち ですね くのいち:ええ。兼続様たちとすっかり 意気投合しちゃってるみたいで 真田信之:そうですか…… 兄として幸村に良き友が出来、 嬉しい限りですよ くのいち:あたしもですよ 幸村様の周りに笑顔が広がっていく ようで嬉しいです 真田信之:……あなたは幸村のことを よく見ているのですね くのいち:え!?べ、別にそんな…… 忍びとして、普通です! 真田信之:フフ、隠さずとも良いです これから、また大きく時代が 動きましょう 真田信之:どうか、幸村の側にいてあげてくだ さいね。あなたがいれば、幸村の心も きっと明るくなりますよ 忍城攻め-外伝 蒲生氏郷:どうしたのですか? 真田の忍びがわざわざ、私のところ へ…… くのいち:あの…… 忍城の人たちって…… 蒲生氏郷:ああ、そのことですか 心配することは何もありません 蒲生氏郷:私が責任をもって、甲斐殿らの身柄 を預かることとなりました くのいち:そうですか…… 蒲生氏郷:ふふ、安心した顔をして…… 忍びにも人の心があるのですね くのいち:いえいえ!違いますって! ただ、氏郷様が大変そうだな、と 思って! くのいち:だって、あの熊姫ですよ! 保護するのも一苦労ですよ! 食費だってかさむし、幅も取るし 甲斐姫:誰が、食費もかさむし、幅も取る って!? くのいち:わっ!でたっ! 甲斐姫:……心配掛けたわね でも、大丈夫だから くのいち:別に心配してないって あ、氏郷様がイケメンだからって 襲っちゃダメだからね 甲斐姫:わ、わかってるわよ! まったく、あんたって素直じゃない んだから 三成救出戦-外伝 池田輝政:娘。三成はどこだ くのいち:残念ながら、それは答えらんないで すぜ、旦那 池田輝政:隠し立てしても何も特はせぬぞ くのいち:……幸村様が三成様を助けることを 望んでるから くのいち:あたしはただ、幸村様の負担を減ら してあげたいだけ 池田輝政:この先、幸村が進む道はさらに 険しくなるであろうな くのいち:わかってる だから、あたしは幸村様の志を 全力で守るの くのいち:……迷ってなんかいられないよ 大坂の陣-外伝 猿飛佐助:くのいちの姉ちゃん 幸村様を止めないの? くのいち:何言ってんの、佐助っち 止められる訳ないでしょ あたしは幸村様の忍びだよ 霧隠才蔵:当り前だ 我らは幸村様の影 幸村様の意志に従うまで くのいち:……でも、あたしは幸村様には生きて ほしい 霧隠才蔵:お前…… くのいち:だから! 全力で守る!何があろうと守る! くのいち:この命かけて、幸村様の行く道を 繋げてみせる 忍びとして 霧隠才蔵:忍びとして守る ……それについては同意だな 猿飛佐助:うんうん! 主を死なせる訳にはいかないよね くのいち:行くよ、佐助っち、才蔵っち! 今こそ、最強の真田忍軍の出番だよ! 雑賀孫市 上田城の戦い-外伝 雑賀孫市:美しい貴女に戦場は似合わない 武器を捨てて、俺と一緒に来ないか? 稲姫:不埒な! あなたはそれでも、乱世に生きる もののふですか!? 稲姫:本多忠勝の子として、あなたを討ち、 最後まで戦場に立ち続けます! 雑賀孫市:つれないな じゃあ、俺が貴女から邪魔な武器を 取り上げてしまおうか 真田信之:そのような真似、私が許しませんよ 雑賀孫市:ん?お前は幸村の…… 稲姫:なんなのですか、あなた方は! 私をからかって……! 真田信之:からかっているつもりはありません 私は本気です 稲姫:あ、あなたは徳川の敵のはず……! 真田信之:敵なのですが…… 戦場に咲く可憐な花を守りたいと 思い、つい足が動いていたのですよ 稲姫:な……可憐な花なんて…… そんな……不埒な…… 雑賀孫市:赤くなっちまって 反応が俺の時とはえらい違いだぜ 葛西大崎一揆-外伝 愛姫:何ですか、あなたは? いきなり現れて意味不明な言葉 ばかり並べて…… 雑賀孫市:貴女のような華奢な女性が戦場に 向かうなんて、胸が痛むぜ 愛姫:不可解な発言はお止めください 理解に苦しみます 雑賀孫市:俺は雑賀の頭領 戦場で狙った獲物は逃さない もちろん、貴女の心も…… 伊達政宗:拒否じゃ、拒否! 貴様なぞ、拒否じゃあ! 雑賀孫市:おっと……政宗 邪魔すんなって 伊達政宗:お前という奴は…… 愛はわしの妻じゃ! 雑賀孫市:貴女が政宗の奥さん……? そりゃあ、悪いことをしたぜ ダチの女と知らずに…… 雑賀孫市:だが、貴女が望むなら いつでも駆けつけるぜ 愛姫:断固、拒否します 雑賀孫市:手厳しい人だな だが、そこがいいぜ 三成救出戦-外伝 ガラシャ:孫! 雑賀孫市:誰かと思えば、お前か ……と、後ろにいるのは? ガラシャ:わらわの婿殿じゃ! 婿殿とも仲良くなってほしいのじゃ! ガラシャ:婿殿は何を考えているか分からない 時もあるが、きっと孫も仲良くなれ るはずなのじゃ! 細川忠興:ほう、貴様が孫か…… 雑賀孫市:おう。お前の奥さんにはいつも 世話になってんぜ 細川忠興:世話……? そうか、互いに世話する仲であるか フ……フフフフフフ…… 雑賀孫市:ん?どうしたってんだ? 細川忠興:孫よ……貴様の顔、覚えたぞ覚えた ぞ覚えたぞ覚えたぞ覚えたぞ覚えた ぞ覚えたぞ覚えたぞ覚えたぞ覚えたぞ ガラシャ:婿殿も孫を気に入ったのだな! わらわは嬉しいぞ! 雑賀孫市:いや、ちょっと待て。気に入られた風 には見えないんだが…… 長谷堂の戦い-外伝 義姫:あら、あなた…… 雑賀衆を束ねる、頭領の孫市ね 雑賀孫市:おや?俺のことをご存じで? しかし、俺は貴女を知らないな 雑賀孫市:こんなにも可憐な女性、一度会った ら忘れるはずないが…… 義姫:ぜひ、私と仲良くしていただけない かしらあ? 雑賀孫市:もちろん。貴女のような女性 俺が放っておくわけないだろ? 義姫:うふふ、嬉しいわあ これであの子のこと、もっと よく理解でき-る…… 義姫:愛しい愛しいわたしの子、政宗 あの子のこと、私はなんでも知りた いの。そう、なーんでも…… 雑賀孫市:おっと、この人が政宗の母親か 綺麗な花だが、お近づきになったら 俺の身が危なそうだな 大坂の陣-外伝 雑賀孫市:そこの美しいお嬢さん どうして、こんなところに? 木村重成:……私、のことですか? 雑賀孫市:流れ弾に当たって、綺麗な肌を傷つ けたら大変だ。安全なとこまで 送ってやるぜ 木村重成:……それではお願いしましょうか 雑賀孫市:おう、任せとけよ どこまで送ってほしい? 木村重成:では……地獄まで。一緒に 雑賀孫市:お嬢さん、穏やかじゃないね 武器なんか持って…… 可愛さが台無しだぜ? 木村重成:残念ながら、私は男ですよ ……それとも私を女性と思い、 斬られた方が幸せでしたか? 雑賀孫市:都合よく誘いにのったと思ったら 男かよ。俺としたことが男を口説い ちまうとは 雑賀孫市:俺を騙した罪は重いぜ? その命で償ってもらおうか 武田信玄 駿相の戦い-外伝 北条氏康:その胡散臭い面を拝むのも最後か 辞世の句は用意してあるか? 武田信玄:心遣い痛み入る おことの句を参考にするよ 北条氏康:そろそろ、やるか 武田信玄:ああ、いいよ 上杉謙信:その闘争、謙信も馳走になろう 武田信玄:龍まで出おるか。はっははは…… 信春、頼んだよ 馬場信春:龍でも獅子でも、それがしに傷をつ けることなど不可能! 馬場信春:それがしの武の肥やしにして くれるわ! 川中島の戦い-外伝 山本勘助:啄木鳥作戦を見破られ、我が軍は 二分された状態…… 山本勘助:お館様、別働隊が戻って来るまで 私が支えてみせまする! 武田信玄:すまんが、おことだけに無理はさせ んよ 山本勘助:お館様、私ごときのために……! 武田信玄:なあに 失敗の後始末、他人任せじゃかっこ 悪いよ 山本勘助:ならば、この勘助! 命を賭した、最後の神算をお見せ つかまつる! 三増峠の戦い-外伝 武田信玄:昌景。おことの奇襲のお陰で、勝利 をつかむことができたよ 山県昌景:なんの お館様の軍略のお陰にございます 武田信玄:ともあれ、これにて後顧の憂いは 絶った 武田信玄:ならば天下に、ずいと王道を 敷くかね 山県昌景:御意! わが赤備えも天下への道、お供いた しましょうぞ! 三方ヶ原の戦い-外伝 高坂昌信:お館様。三河武士は脅威! 危のうございます 高坂昌信:ここは一度引き上げ、体制を整える ことをお勧めいたします 武田信玄:昌信は心配しすぎじゃのう 高坂昌信:し、しかし! お館様の身に何かあれば…… 高坂昌信:……武田は、滅びましょう 武田信玄:おことは、勘助から何を学んだ? 逃げてばかりでは、王道は成らんよ 武田信玄:ほれ 勘助が、空から笑っておるぞ 高坂昌信:ふふ、そうですね……ならば 勘助殿の分まで、この神算にてお館様の 王道を成してみせましょう! 長篠決戦-外伝 武田信玄:昌豊。居るかのう 内藤昌豊:はい、お館様。こちらに 武田信玄:わしも……年くっちゃったのう 内藤昌豊:いやいや!まだまだお若いですよ! 私なんかに比べたら、存在感が すごいです…… 武田信玄:ほっほっほっ、嬉しいのう 武田信玄:…… 勝頼のこと、頼む 内藤昌豊:!?……御意 お館様、ご安心を 命を賭けて、お守りいたします 武田信玄:これで、心配は消えたかね…… さあ、みなのもの! そろそろ王道の仕上げじゃ! 武田信玄:侵略すること火のごとく…… 王道を進めい!! 伊達政宗 上田城の戦い-外伝 伊達政宗:くそっ……つまらぬ……! 義姫:あらあら、癇癪かしらあ おいたはいけないわあ、政宗 伊達政宗:ええい!子ども扱いするでない! わしは伊達家当主、伊達政宗よ!! 義姫:うふふ、知ってるわあ 私のかわいいかわいい政宗、愛して るわ…… 伊達政宗:なにを言っても埒があかぬ! やめい!近づくでない!! 義姫:ひどい子……輝宗様も、小次郎も、 私の愛するものをみんな奪っておいて 伊達政宗:……!! 義姫:私の愛がほしかったんでしょう? もう私が愛せるものはお前しかいな いもの。いくらでも愛してあげるわあ 義姫:おお、よしよし。かわいそうな政宗 よしよし…… 伊達政宗:くっ…… 小田原討伐-外伝 伊達政宗:サルの天下になりおったか つまらぬ…… 伊達政宗:数に物を言わせ、圧倒する戦…… このようなもの、いつまで続くのだ 伊達政宗:これでは一生を馬上に過ぎ、天下に 手が届くころには冥土にも手が届い てしまうわ! 愛姫:ならば、なぜ立たぬのです 伊達政宗:立たぬのではない!立っても無意味 だからよ! 伊達政宗:すでに天下は決まった ここで動くは阿呆のすることよ! 愛姫:そのような天下、わたくしは断固 拒否します 伊達政宗:なに!? 愛姫:よいですか、政宗様 天下の趨勢を決めるのは、サルでは ありません。 天下そのものです 愛姫:民の顔に、健やかな、豊かな笑顔は 見えますか? 伊達政宗:…… 愛姫:天下はいまだ決してはいません どうぞお心のままに、天に挑んでくだ さい 愛姫:そう……飛竜のごとく 葛西大崎一揆-外伝 伊達政宗:サルは貴様を直臣にと、望んでい るらしい 翻意はないのか? 鬼庭綱元:おや、また歯に衣着せぬ物言いで 鬼庭綱物:とはいえ、翻意はないのかと 聞かれると気分が良くないですね 鬼庭綱元:では政宗様、これは何に見えますか? 伊達政宗:碁石じゃろう 鬼庭綱元:ではこれは? 伊達政宗:ええい、馬鹿め!くどいわ! これは碁盤に決まっておろう!! 鬼庭綱元:ええ、そうですね 政宗様にはそこにある真実が見えて いましょう 鬼庭綱元:その目に映るものを信じてお進みな さい 私に言えるのは、それだけですよ 三成救出戦-外伝 伊達政宗:まったく、なにゆえやつらは義、義 とやかましいのだ! 義馬鹿どもめ! 伊達政宗:三成も兼続も、明晰な頭脳を持ちな がら意固地になりおって……! 伊達政宗:柔軟に立ち振る舞えば、このような こと…… 片倉小十郎:フフフ…… 伊達政宗:……何を笑っている、小十郎 片倉小十郎:いえ、圧倒的不利を承知で、義を果た しに来る政宗様も、義馬鹿でおられ ると思いまして 伊達政宗:!? 馬鹿め!すべて計算の上でのことよ! 片倉小十郎:フフ……仁に過ぐれば弱くなる 義に過ぐれば固くなる ほどほどがよいのですよ 片倉小十郎:その均衡を見極め、おいさめするのが 我ら家臣の役目 片倉小十郎:政宗様のお側は、つくづく飽きませ んね 長谷堂の戦い-外伝 伊達政宗:終わった…… 伊達成実:ああ、終わったな…… 伊達成実:なーんて、ぜんぜん終わったっ て顔してねぇじゃねーかよ 伊達政宗:フン、お前もだ 伊達政宗:これからは天下の中身を作る戦じゃ お前もまだまだコキ使ってやるわ 伊達成実:俺みたいな戦馬鹿が、天下の中で 役に立つのかね 伊達政宗:馬鹿め!そんな輩がごろごろいる 誰も落後者にならぬ世を作らぬため お前の力が必要なのよ 伊達成実:へっ…… そういうことならもう少し、力を貸 してやらぁ 伊達政宗:いくぞ!成実! 本当の戦は、これからよ!! 濃姫 桶狭間の戦い-外伝 今川氏真:あの絶望的な状況…… 信長殿は苛烈に戦い抜いた 今川氏真:まさに、魔王の軍団 私は恐ろしくて仕方がなかった…… 濃姫:フフ、残念 あの人を滅ぼすのは今川では なかったのね 今川氏真:……何を? 信長はあなたの夫…… 生きたことを喜ぶべきでは 濃姫:喜んでいるわ、とても あの人がつまらない人間じゃなくて 濃姫:こんなところで死ぬようなら 私がまずあの人の胸に この懐刀を突き刺しているわ 今川氏真:やはり、魔王の妻 恐ろしい女性だ…… 濃姫:フフ、褒め言葉として受け取ってお くわね 稲葉山城の戦い-外伝 豊臣秀長:濃姫殿……? 戦場に参られていたのですね 濃姫:まさか、自分の家を滅ぼす戦いに 参加できるとはね 豊臣秀長:愉しそう、でございますね 濃姫:私も魔王の妻らしくなってきた ということかしら 豊臣秀長:辛くはないのですか 濃姫:辛い? そんな感情、微塵もないわ 濃姫:私は和議のかたに嫁いだ女 その女の夫に滅ぼされるなんて お笑いね 濃姫:あなたも遠慮しないで 斎藤家を根絶やしにしなさい 濃姫:何も残す必要はない この地を地獄に変えて それが私の願いよ 金ヶ崎撤退戦が-外伝 濃姫:やってくれるわね、長政も あの人に刃を向けるなんて お市は良い男に嫁いだのね 磯野員昌:案外、嬉しそうだな 魔王の奥さんよぉ 濃姫:……だって、あの人が攻められてい る姿を見られるなんて貴重ですもの 感謝してるわ、あなたたちには 磯野員昌:……あんた、信長の味方だよな? 濃姫:敵味方なんてないわ 私はあの人の女よ 濃姫:どこまでも一緒 進むときも 堕ちるときも、ね 磯野員昌:なるほどな なら、一緒に堕ちてもらおうか 地獄によ 濃姫:フフ、期待してるわ 木津川口の戦い-外伝 小早川隆景:どうしたのですか、輝元 そのように震えて 毛利輝元:ああ、魔王の軍団とやらは恐ろしいです 今にも逃げ出したく…… 小早川隆景:それはいけませんね 毛利の人間がそのような弱腰 私の教育が間違っていたのでしょうか? 毛利輝元:ひっ!叔父上! い、今のは違うのです! 逃げ出したくなる程怖いという…… 濃姫:地獄に堕ちれば恐怖も和らぐわよ 毛利輝元:ひっ!あなたは魔王の…… じ、地獄になんていきたくないです! 小早川隆景:ならば、戦うのです、輝元 自らの力で道を切り開きなさい 毛利輝元:で、でも、ボクに魔王を退ける力 なんて…… 小早川隆景:仕方ありませんね この場は私に任せなさい 小早川隆景:……帰ってからはあなたの再教育、 ですね 毛利輝元:ひっ! ボク、この戦い頑張ります! か、覚悟です!魔王の女! 濃姫:フフ、可愛いわね いたぶりがいがありそうだわ 本能寺の変-外伝 谷忠澄:見つけましたよ 魔王の妻よ 濃姫:そこを退いてくれるかしら 谷忠澄:今さら、足掻いても無意味です あなたの魂は私がお救いします どうか、安らかに…… 濃姫:あなたじゃ、私を救えないわ…… 私はあの人の元に行かなくちゃ 菜々姫:こんな状況で希望を抱いているのか? まだ助かると思っているのか? 濃姫:希望?そんなものないわ 今も昔も暗い闇だけが私を支配 している…… 濃姫:でも、あの人が私に地獄を見せて くれると約束した…… 濃姫:私はあの人と一緒に 地獄へ逝くのよ 菜々姫:あんたの愛……壮絶ね 濃姫:早く、あの人の元へ…… 闇の先へ…… 地獄までお供するわ 服部半蔵 伊賀越え-外伝 香宗我部親泰:徳川の影…… 厄介な敵ですね 谷忠澄:ですが、影を表舞台に引きずり出す ことに成功したようです 谷忠澄:我らの勝利も近いでしょう 服部半蔵:影にさえぎる者なし 滅せ 香宗我部親泰:滅せられるわけにはまいりません 香宗我部親泰:光輝く者の裏に影がなければ、 それは虚 香宗我部親泰:私の信じ愛する光が偽りとならぬよ う、影を失うわけにはいかぬのです 服部半蔵:フ……同意 小牧長久手の戦い-外伝 榊原康政:戦線膠着ですか サルの粘り腰なんて笑えませんねぇ めんどくさいったらありゃしない 本多正信:ホッホッ こういうときこそ、影の出番じゃの 服部半蔵:承知…… 酒井忠次:ほう! 立派に築き上げた土塁、まるで舞台 のようですなあ! 酒井忠次:わしがあそこへ登り、太鼓を打ち鳴ら してきましょう!お疲れの皆さんも 元気が出ますぞ! 榊原康政:……やれやれ 今から奇襲を試みようというときに、 にぎやかな 本多正信:ホッホッ 出番でない者が来たの 酒井忠次:やや!これは半蔵殿! このわしの太鼓と半蔵殿のお得意の笛 合奏と参りませぬか! 酒井忠次:格好の舞台を、殿が用意してくれ ましたぞ! 服部半蔵:……断る…… 上田城の戦い-外伝 猿飛佐助:うげー!やっぱり半蔵の兄貴だあ いやーな予感してたんだよなあ…… 服部半蔵:無駄口が多い…… 忍びなら忍びらしく忍べ…… 猿飛佐助:って言われてもねえ 挨拶くらいはちゃんとしよーよ 半蔵の兄貴、ご機嫌いかがっすか? 服部半蔵:影に機嫌なし…… 滅せ…… 猿飛佐助:ねーねー そんなに肩肘張って仕事してたら 疲れない? 服部半蔵:貴様は肩肘張らなすぎだ…… 猿飛佐助:えー?俺、仕事は真面目だよ? やり方って人それぞれじゃん? 服部半蔵:ならば真面目なところを示せ…… この間合いで影を捉えられぬとは、 片腹痛い…… 猿飛佐助:カッチーン! そんなに俺の本気見たいの-? じゃ、今日は特別だよ! 服部半蔵:フ…… 挑発に乗りやすい小ザルめ まだまだよ…… 小田原討伐-外伝 服部半蔵:何奴……百地三太夫:フフフ 相変わらず美しい身のこなし さすがは私の最高傑作 服部半蔵:師よ…… 何用か 百地三太夫:君が不純なものをその身に入れよう としているように思えてね 様子を見に来たのだよ 百地三太夫:薄汚く愚かな生物と馴れ合い、情に ほだされ、人間に成り下がっていく 君など、私は見たくはない 服部半蔵:何が言いたい…… 百地三太夫:よいかね。影は所詮影 人に飼われることなく、ただ忠にの み飼われる、無情な人形に過ぎない 百地三太夫:暖かい光など望んではいけない 雪は冷たい風に晒されているときが 一番美しい 百地三太夫:春が近づけば、醜く泥に穢れるだけ 服部半蔵:影は影…… それ以上を望んだことはない…… 服部半蔵:師よ。この返答で満足か 百地三太夫:フフ 満足だよ。上辺はね 大坂の陣-外伝 服部半蔵:秀忠様……お怪我は 徳川秀忠:ちょ、ちょ、ちょ 超怖かったぞーーーー! 徳川秀忠:何なんだよ真田とか忍びとか! みんな寄って集まって必死すぎ! 徳川秀忠:なんであいつら必死に死のうとして んの!?馬鹿じゃないの!? 生きるために戦うんじゃないのか!? 服部半蔵:もののふのしあわせとは 「死合わせ」……死ぬべき場所で 恥じぬ生き様を知らしめた 服部半蔵:死ぬための戦…… かようなものもある…… 徳川秀忠:なんだよそれ!わけわかんねーよ! 半蔵もそんな風に思って戦ってたの!? 服部半蔵:……影に生も死もなし…… ただ忠に殉ずるのみ 徳川秀忠:やだよ! 半蔵が死ぬなんてヤダヤダヤダーーー! 徳川秀忠:半蔵が生きててよかっ、よかった よおおおおおお!! 服部半蔵:フ……師よ、拙者は忍び失格 だが、かような乱世の終幕も よいか…… 森蘭丸 姉川の戦い-外伝 森蘭丸:父上、行かれるのですか森可成:あぁ、どうしたんだい 珍しいじゃないか、見送りなんて 森蘭丸:嫌な、予感がしたのです 父上が…… 森可成:おっと、それ以上言ってはならない 森可成:嫌な予感がしたのなら、自らの力で その不安を切り崩さないと 森蘭丸:……はい!! 父上のような強き武士になるべく、 蘭も頑張ります 森可成:いい子だ 信長様を支えるためにも 強くなるのだよ 森蘭丸:信長様は支えを必要としてるよう には見えぬのですが…… 森可成:それは、まだ信長様を ちゃんと見れていないからだよ 森蘭丸:きっといつか、 お前にも分かる日が来るさ 長篠の戦い-外伝 森長可:お蘭ぁぁん!!! 武田の輩に鉛の玉を浴びせて やろうじゃねぇすかぁ!! 森蘭丸:兄上、ちょ、ちょっと 落ち着いてください 森蘭丸:まだ戦の準備中ですよ 今狙おうとしていたのは味方ではない ですか 池田せん:お蘭!!! こっちはもう準備できてんだよ! 池田せん:早く獲物を出せってんだ 蜂の巣にしてやるぜぇ 森蘭丸:義姉上も、落ち着いてください!! 池田せん:チッ、うるせぇな わかったよ、じゃあお蘭!! 試し撃ちさせやがれ 森蘭丸:何故そうなるのですか!! 駄目に決まっています!! 森長可:そうだぁぁ!! お前で勘弁してやろぉぉ!! 森蘭丸:兄上もですか ……これ以上暴れると ……兄上でも許しません 森長可:うぉぉ!!冗談じゃねえかああぁ すまんかったあぁ1ャ・¥ケヌ{ト7@1オゥ 木津川口の戦い-外伝 九鬼嘉隆:ひゅう、いい波が来てると思ったら、 べっぴんさんがいるじゃねぇか 雑賀孫市:ああ、全く同感だ 一旦休戦としようか 九鬼嘉隆:そこのお嬢さん よかったら波打ち際でのんびりしな いか? 雑賀孫市:いや、俺の方がいいだろ? 洒落た茶屋にでも行こうぜ 森蘭丸:……もしかして、もしかしてですが、 蘭に言っているのですか? 雑賀孫市:他にいないだろう さぁ、こんな戦場にいると危険だぜ 九鬼嘉隆:本当に危険なのは俺かもしれないけ どな。フッ、火傷するなよ 森蘭丸:そうですね、火傷ではもうすまない でしょう 森蘭丸:今すぐ斬り捨てます 蘭、今こそ修羅となります 手取川の戦い-外伝 上杉景勝:……貴様 ……間者か…… 森蘭丸:気づかれた際にはもうこの命はない ものかと思いましたが 森蘭丸:このように手厚く歓迎され、感謝と 驚きで言葉もありません 上杉景虎:まあ、義父上は戦馬鹿だなんだと言わ れてるが、無駄に血を流すことは好ま ねぇ 森蘭丸:軍神という通り名で想像していたも のとは、幾分違うのですね 上杉景勝:……上杉が戦 ……義の戦…… 上杉景虎:ああ、上杉家は決して、己のためや 愉悦のために戦はしねぇよ 上杉景虎:帰って、うつけ殿に 軍神の爪の垢でも飲ませやがれ 本能寺の変-外伝 ガラシャ:蘭!!助けに参ったのじゃ ガラシャ:ダチの危機には必ず駆けつける それがダチの約束なのじゃ! 森蘭丸:ダチの……約束…… ただ、それだけのために……? 細川忠興:あれが蘭とやらか 可愛い顔して私の妻をたぶらかし おって…… ガラシャ:お守りをあげるのじゃ わらわに代わり、蘭を守るのじゃ! 細川忠興:!?今、手渡した髪飾りは私が買って 贈ったものではないか!! 私は!!私はぁぁぁぁ!! 森蘭丸:あなたは蘭が守ります ……ダチの約束ですから 細川忠興:覚えたぞ覚えたぞ覚えたぞ 覚えたぞ覚えたぞ覚えたぞ 覚えたぞ覚えたぞ覚えたぞ 森蘭丸:……!? こんな轟々と火が 回っているのに、寒気が……!? 豊臣秀吉 桶狭間の戦い-外伝 今川氏真:私は戦など嫌なのです ここは一つ見逃してくれませぬか 豊臣秀吉:やる気のない奴よのぉ しかし、手柄立てる機会を逃すわけ にはいかん 今川氏真:はぁ、面倒ですね 今川家の意地をかけて逃げましょう 豊臣秀吉:何!?家の名を出しておいて、逃げる とは、何ちゅう豪胆な男よ!! 豊臣秀吉:しかも、あんなだらしない態度のくせ して、誰も寄せ付けん足さばき 豊臣秀吉:……感心しとる場合ではなかった!! 急ぎ追わぬと!! 稲葉山城の戦い-外伝 豊臣秀吉:小六、例の一夜城建設はどうなっとる 蜂須賀小六:おう、旦那、任せとけよ すでに手はずは整ってんよ 蜂須賀小六:正直、我ながら完璧すぎる 完璧すぎて自分に惚れちまいそうだわ 豊臣秀吉:お前がそこまで言うなら 安心じゃな 蜂須賀小六:よう、それでちゃんとお駄賃はずんで くれんだろうな 豊臣秀吉:任せとけ!! 絶品と名高い銘酒を取り寄せておるわ 蜂須賀小六:さすが分かってんな!! あとは肴も頼むぜ 豊臣秀吉:肴につけるにはまた別の仕事を してもらわにゃなぁ 金ヶ崎撤退戦-外伝 豊臣秀吉:浅井・朝倉軍にはさすがに剛の者が 多いな 豊臣秀吉:見た目だけでも威圧感が尋常では ないわ 磯野員昌:おらおらおらっ!! ここで信長を討って、長政様の肩の 荷軽くしてやろうじゃねえか!! 真柄直隆:我が太郎太刀の餌食になりたい奴は 前へ出よ!! 豊臣秀吉:くぅー、たまらんのぉ 豊臣秀吉:この戦、かなりの死地じゃが、 引き抜きたい猛者が此処彼処におるわ 磯野員昌:へえ、この俺を前にして余裕のよう じゃねえか。貫いてやるよ!! 豊臣秀長:兄上、いい人材を見つけ、心踊るのは 分かりますが、今は合戦に集中を! 豊臣秀長:私が側にありながら、兄上が怪我した とあっては、ねね様に叱られてしま います 豊臣秀吉:言われんでもわかっとる! さて、一仕事するぞ!! 山崎の戦い-外伝 佐々成政:腰抜けの家康に挙兵を依頼したが、 あの狸の腰は重くて全然あがらねぇ 佐々成政:正直、これ以上、貴様に対抗できる 手立てはねぇ 佐々成政:だがな、覚えておけ 皆が笑って暮らせる世なんて綺麗事だ!! 豊臣秀吉:そんな事はない この手できっとつかんでみせるんさ 佐々成政:現に貴様はいくつもの魂を蹂躙した? 佐々成政:信長様の威光を全て横取りし、 叔父貴を討ち、お市様も一緒に…… 豊臣秀吉:……わしは業も背負う その上での覚悟なんさ 豊臣秀吉:今は無理かもしれんが 成政殿にも分かってもらえると信じ ておる 小牧長久手の戦い-外伝 豊臣秀吉:偉くなって、一番の贅沢は 友を呼び話が出来る事よ- 豊臣秀吉:わしはこの時間が楽しみで 仕方がないんさ 六角義賢:ではまずは私から 六角家に伝わる源氏の逸話を少々 織田有楽斎:その話は前もしたではないか それより、秀吉公、兄上の裏話は いかがか 豊臣秀吉:ほう、どちらも興味深い! 順番に話してくれんか 足利義昭:あんたたち、アタシを忘れてんじゃ ないのよぅ! 私の話をお聞き! 豊臣秀吉:もちろんでございましょう! さぁ、抱腹絶倒の話を期待しており ますぞ! 豊臣秀吉:以前の話も思わず笑い転げてしまい ましたからのぉ 足利義昭:な、何かやりにくいわね ……そうよ、賽を投げて話す順番を 決めようじゃないの!! 今川義元 桶狭間蹴鞠戦-外伝 織田信長:今川義元…… 旧き時代と共に屠り去ろう 太原雪斎:織田信長…… 今川に喧嘩を売るとはいい度胸よ 太原雪斎:我が殿は東海一の鬼 お主らの顔など、二度と拝めなくな るであろう…… 今川義元:の、の、信長よ、共に蹴鞠ろうの!! 太原雪斎:喝ッッッ!! 敵が眼前におるというのに何という 体たらく!! 太原雪斎:あまつさえ、蹴鞠をしようとは何事!? 今川義元:の!?今日は蹴鞠の技を披露するために 来たのではなかったかの? 太原雪斎:馬鹿たれ!! 我ら今川の威光を示すための戦! 今川義元:蹴鞠で威光を示す、の! 織田信長:ククク……うぬが蹴鞠るは天下、か 底が見えず、油断ならぬ男よ…… 東国蹴鞠戦-外伝 北条氏康:お前と争うなど、やりにくくてしょう がねえ。どうにか避けられないもん かねえ 今川義元:義兄弟といえど、この戦は定めじゃ ……義弟よ、義兄を越えてみせよ 今川義元:今こそ、我が蹴鞠妙技披露せん! 北条氏康:……言っとくが俺ぁ、てめえ程 蹴鞠れやしねえぞ 今川義元:日頃の鍛錬がなってないのう! ならば、義弟の子息よ 北条氏政:むぅ、私でございますか? 今川義元:そちと蹴鞠ろうぞ 北条氏政:蹴鞠をしても腹は満たせませぬ故 私めは辞退させていただきますぅ 今川義元:たるんでる、の! 今川家に伝わりし、鍛錬にて 北条家に蹴鞠妙技を叩き込むの! 北条氏政:むぅ、遠慮願いたいですなぁ 北条氏康:……愛しのかみさんによく似た顔と せがれが戯れてんのは複雑な気分に なるぜ 西国蹴鞠戦-外伝 毛利輝元:あなたは海道一の弓取りと謳われし、 義元公!?先の戦ではあの魔王を も屈服させたという…… 毛利輝元:ああ!このような一大事に じじ上と叔父上は一体、どこへ行って しまわれたのですか!? 今川義元:蹴鞠ろうの!蹴鞠ろうの! まろの鞠で蹴鞠ろうの! 毛利輝元:……蹴鞠、ですか? 戦ではなく……? 今川義元:蹴鞠とは心を豊かにし、人々を平和に 導く良き芸なの! まろは蹴鞠で世界一を目指すの! 今川義元:ほれ、見ておれ! 我が妙技、披露するの! ほっ、ほっ、ほりゃあああ! 毛利輝元:わあ!面白そうです!! ……す、少しの間なら、義元公と共に 蹴鞠をしても大丈夫でしょうか…… 小早川隆景:今川義元が狙うは天下を越え、世界 ……何という大望。やはり器が違い ます 小早川隆景:……しかし、蹴鞠ひとつで敵方の懐に 入り込むとは何とも油断ならぬお方 小早川隆景:そして、簡単に懐に入り込まれるとは ……私の教育が甘いのですかね より一層、厳しく教育しなくては 小田原蹴鞠戦-外伝 今川義元:蹴鞠ろうの!蹴鞠ろうの! まろの鞠で蹴鞠ろうの! 堀秀政:義元公、今は合戦の最中、お戯れは お止めください 今川義元:戯れでのうて、まろは本気じゃ! 蹴鞠こそ、この戦において重要な 役割を担う、の! 堀秀政:……わかりました。蹴鞠は初めてで すので、義元様の見よう見まねとな りますが……ハッ!ハッ!ハアアアッ!! 今川義元:筋が良い……! 名人久太郎と呼ばれるだけあるのう 蹴鞠の腕前も名人の域…… 今川義元:まろも負けてられないの!! 大坂蹴鞠の陣-外伝 朝比奈泰朝:やりましたな、殿! 今川家の蹴鞠の元、天下は成りました! 今川義元:次は世界なの!後は任せたの! 朝比奈泰朝:おおっ!遂に海を越え、世界に 今川の妙技を示すのですな!! 今川義元:我が息子よ そちも共に世界に飛び立つかの? 今川氏真:面倒…… いえ、私はこの地でまだまだ学ぶべき ことがございます故、残りまする 今川氏康:それに父上が成した天下を見守りた いですし…… 今川義元:そうかの?では、まろは行くの! 今川義元:戦国の世にて、天下一の蹴鞠の脚前と なれたが、世界ではどうかの? 今川義元:世界中、蹴鞠で繋ぎ 雅な世にしてみせる、の! 本多忠勝 三方ヶ原の戦い-外伝 本多忠勝:この先何人たりとも通させん 馬場信春:徳川の坊ちゃんの下にこのような 武辺者がおるとは だが鬼美濃、容赦はせぬぞ 本多忠勝:不死身の鬼美濃が何ぞ、この身にて 殿を守らん 真田信綱:まだ若いがこの覇気は、古今無双の 器やもしれぬ 真田信綱:攻め弾正が槍を受け継ぎし我が、 その覇気をへし折ってくれよう ナレーション:やがて激しくぶつかり合う両軍だっ たが、忠勝は一歩として引かず食い 止めた 馬場信春:これは、正直驚きを禁じえんな 我が軍勢を前にここまで食いさがる とは 真田信綱:家康に過ぎたる者よ、真田一族、 その名をしかと覚えておこう 伊賀越え-外伝 百地三太夫:この地を伊賀の里と知って通ろうと いうのかね 本多忠勝:どのような地であろうと殿守り 突破口を開かん 百地三太夫:今この地は信長公が没したことを 聞きつけ、動乱しておるわけだよ 百地三太夫:そこを推して参らんということは、 それなりの覚悟をという認識でよいかね 本多忠勝:よかろう、武で示せというのであれば、 いざ参らん 百地三太夫:フフフ、よい試験になりそうだ、我が 作品たちが無双の武に適うか否か 小牧長久手の戦い-外伝 本多忠勝:何をしておるのだ、康政よ 榊原康政:いや、ちょっとね、書状をしたためて いたんですよ。戦上手の秀吉殿が相手 となればこちらもそれなりの準備をね 本多忠勝:被害は少ないほどよい 武でなく敵方を切り崩せれば殿も お喜びになろう 榊原康政:まあね。私は忠勝ほど武には秀でて いませんから。こういうところで 活躍するんです 本多忠勝:康政も腕は確かだ 若い頃は拙者と変わらん武の者で あったではないか 榊原康政:いや、そんなことはありません やれ無双だ、過ぎたる者だ、と言われ ている忠勝には足元にも及ばない 本多忠勝:そのようなことはあるまい 酒井忠次:気にするでない、忠勝よ こやつは拗ねているだけ 裏では忠勝の自慢などしておるほどよ 榊原康政:な!!少し言葉が過ぎますぞ、忠次殿!! そのようなことはない、決してあり ませんからね 上田城の戦い-外伝 本多忠勝:貴様まだここにおったか、用事が 済んだなら即刻殿の近くから退去せよ 本多正信:これからの世は武のみでは語れぬよ 政治、金、それを示していかねばな るまい 本多正信:同胞として、忠告しておいてやろう 貴様は近くその武にて疎まれよう 本多忠勝:黙るがいい、貴様のような軟弱者を 同胞などと思うことは決してありえぬ 本多正信:武勇一辺の者が…… まぁよい、殿は分かっておる のぅ、大久保殿 大久保長安:呼んだかい、正信さん いやぁ、今日もいい天気だね 金品が光って気持ちいいよ 本多正信:頼んでおいた金策は滞りないか 大久保長安:もちろんさ この僕に任せておいてくれれば 金山の一つや二つ、すぐに調達するよ 本多正信:心強いものよ、気はおけぬ者だが、 これからの世はこういう者の手で 動くのよ 関ヶ原の戦い-外伝 徳川秀忠:乱世は決着を見せ始めたけど やっぱ示しをつけないとね 真田昌幸と真田幸村は処刑だよ 本多忠勝:殿、お待ちくだされ 信義の士を処刑したとあっては 後世にいい伝わり方はしませぬ 真田信之:そのとおりでございます 先の戦での我が武功にてここは 何卒お許しいただけませぬか 徳川秀忠:何を言っている! 奴らは恐ろしいのだぞ! 駄目だ、駄目! 真田信之:どうかお願い申し上げる 徳川秀忠:嫌だ!本当に怖かったんだ! 真田幸村って名前、もう聞きたくない! 本多忠勝:……殿、そこまでのご覚悟とあらば、 その覚悟にて拙者を倒して参られよ 徳川秀忠:えええ!?もっと怖いじゃないか そんなの無理だろ!! 本多忠勝:……殿、いざ、参らん 徳川秀忠:わ、分かった。分かったから!! なんでこうなるのかな、あの親子に 関わると本当にいいことない…… 稲姫 三方ヶ原の戦い-外伝 稲姫:この戦で失われたものの大きさは 殿が一番よくわかっていらっしゃ るでしょう 稲姫:戦を選択する者は、常に重き荷を追う 稲姫:その重さに耐え、歩み続けられる 者が、大きなものを手に入れること ができるのだ、と 井伊直政:殿が俺に託されたこの赤備えも、 その戒めが込められているのだろう! 井伊直政:戦場においてこの赤は目立つ! 俺が敵の攻撃を一身に受け、殿と 殿の歩む道をお守りしよう! 井伊直政:俺は貴様の父とは違い、戦場では 傷を負ってばかりだがな 稲姫:……直政殿。あなただけが傷つくこと は、殿は望んでおられないでしょう 稲姫:共に傷つき、共に困難を乗り越え 共に同じ道を行くことが、殿の道 稲姫:殿の重き荷を、共に支えましょう 井伊直政:ああ、そうだな…… そう考えれば、この数多の傷も誇り となろう! 上田城の戦い-外伝 真田信之:女性なのに、武人の手をしているね 弓を弾く左手には、こんなにもタコが 稲姫:稲は本多忠勝の娘 戦場においても殿方に引けを取り たくありません 稲姫:鍛錬にいそしむのも、武人として常 に勝りたいという気持ちからです 男女の別はございません 真田信之:そうは言うけどね、稲殿 君はもう私の妻でもあるんだよ 真田信之:この手に傷をつけたくないと思う のは、夫の――男のつまらぬ意地、 なんだ 稲姫:そ、そう思われるなら、信之様も もっと鍛錬をなさいませ 稲姫:それと、夫ならば名前でお呼びください 真田信之:そうか、では遠慮なく 稲、私は…… 稲姫:なっ……!!な、な、な! いきなりとは卑怯です!不埒です!! 真田信之:不埒と来たか 乙女心は難しいね 小田原討伐-外伝 稲姫:これで天下の趨勢は決まりましたね 秀忠様 徳川秀忠:フン。こうなることはわかりきって いたのだ。無駄な抵抗をしなければ、 もっと早く決着がついたものを 稲姫:秀忠様。そのような物言いをなさっ てはいけません。北条の覚悟は、 もののふの意地。稲は感じ入りました 徳川秀忠:……別に、けなしてる訳ではない! 徳川秀忠:くだらぬ意地で道連れにされる家 臣の命の重さをわかってないと 申しておるのだ! 稲姫:秀忠様…… 徳川秀忠:戦には多かれ少なかれ犠牲がある それを避けるという選択も、指揮 官が行うものだ 徳川秀忠:大きく強いものに巻かれることも 見方を変えればまた大義 徳川秀忠:己が汚名を背負わされても、救え る未来があるはずなのだ…… 稲姫:……そうですね、そのとおりです 秀忠様の世が、そのような世になる ことを、稲は願っております 徳川秀忠:フ、フン! 俺の世の前に、父上を踏み越えね ばならんがな! 徳川秀忠:立ちはだかるは、高き壁よ…… 今はその壁に守られ、望む天下の形 を見出さなければ 沼田城の戦い-外伝 真田昌幸:姉御よ そなたらの顔を見に参っただけじゃ どうかこの城に入れてはくれぬか 稲姫:なりません! 稲姫:いくら義父上とあれど、主・信之のおらぬ城に、敵方の将を招きいれるなど 不忠の極み 稲姫:どうぞ、お引き取りくださりませ! 真田昌幸:強情な娘よ 仕方ない。、今日のところは引き下が ろう 真田昌幸:……まこと信之、いや真田はよき嫁を 得たものじゃ 真田昌幸:どちらに転んでも真田は絶えまい わしも乱世の混沌に心置きなく身を 委ねられよう 大坂の陣-外伝 稲姫:光が…… 失われてしまった気がします 真田信之:ああ、そうだね…… 幸村は戦国の光 もののふの魂、そのものだ 稲姫:信之様…… 幸村はどこかで生きていると、信じ ていてもいいでしょうか 真田信之:稲が……私たちがそう信じている 間は、幸村は死なないよ 真田信之:どんな世になっても、光は失われない 魂は失われない 真田信之:そう教えてくれたのは、お前だったね 幸村…… 徳川家康 姉川の戦い-外伝 徳川家康:義元公、海道一の弓取りの軍、 訓練も生き届いておるのでしょう 徳川家康:よろしければ、見学させていただ きたく 今川義元:の、家康は分かっておるの 戦は準備が全てだからの 太原雪斎:喝ッッッ!!足が止まっておるぞ 常に考えながら動け、馬鹿たれが!! 太原雪斎:氏真、どうしてそこで切り込まない 惰性で動くな馬鹿たれ!! 今川氏真:爺はいつも蹴鞠ばかりしておると、 嘆いているのに 今川氏真:いざ、訓練となると本気すぎてつい ていけませぬ 徳川家康:これは……蹴鞠? 軍の訓練ではないのですかな 今川義元:の、今川家の戦いとは即ち、蹴鞠の ことだの、の 伊賀越え-外伝 真柄直隆:家康、覚悟めされよ 徳川家康:!!! は……、夢であるか 酒井忠次:殿、うなされておりましたが 大丈夫ですかな 井伊直政:殿!どうされた!? 徳川家康:!! ……ふぅ、直政か いや、赤備えの夢をな酒井忠次:あの戦は手痛くやられましたからな 今でも夢に見ますな 徳川家康:情けなきことよ 直政よ、そなたに赤備えを授けたのは その怖れを常に傍におき、忘れぬためよ 井伊直政:はっ! この赤備えに相応しい武者になると 誓いましょうぞ 小牧長久手の戦い-外伝 蒲生氏郷:あなたは少し財布の紐が固すぎる そういう者は上に立つ器ではないの ではないか 大久保長安:そうです、家康様 金は天下の回り物 使ってなんぼですよ 徳川家康:倹約、忍耐こそが わしをここまで押し上げたのだ 徳川家康:貯め込むことに意味があるのではなく、 その精神性なのだ 大久保長安:そう真面目なことは言わず パーっと使っちゃいましょう 徳川家康:ならぬ、これは譲れぬ 関ヶ原の戦い-外伝 徳川家康:医食同源とはよく言ったもの 料理上手と名高き腕、楽しみにして おりますぞ 細川幽斎:では、拙僧の得意の鯉料理を 振る舞いましょう 徳川家康:わしとしては鯛が食べたいところ ではありましたが、鯉もよいですな 細可忠興:父上、私も手伝いましょう 我が妻のために磨いたこの刃を ……いざ、披露いたそう 徳川家康:ご両人とも見事な腕前 見る見るうちに仕上がっていきますな 細川忠興:料理の秘訣は執念、想いの強さ 食べる相手を想像し、その舌を蹂躙 すること…… 細川忠興:その瞬間、相手の幸福は我が物とな り、それはすなわち…… 相手を屈服させたと同義 細川忠興:フフフフ…… 見える、見えるぞ!! 我が振舞いで身悶える家康殿が 細川幽斎:忠興、不必要な発言は控えよ 細川忠興:……申し訳ありませぬ 大坂の陣-外伝 徳川秀忠:父上、ようやく、重き荷から解放され そうですね 徳川家康:これからこそが一番の重荷よ 泰平の世を作るはこれから お江:そうよ、アタシも手伝ってあげるん だから。しっかりしてよね 春日局:その通りです 皆でつないだ泰平の世 あたしたちが守らねば お江:なによ、アタシが支えるって言って んじゃない 春日局:あたしには反骨の魂がある 貴方には真似できないわ 徳川秀忠:ち、父上、大変なことに いきなり不安だ 徳川家康:もう次の戦が始まっておったか 泰平の世は遠い道のりよ 石田三成 賤ヶ岳の戦い-外伝 石田三成:世が世なら、近江の生まれの私は あなたやあなたの父上にお仕えする はずだった身 石田三成:秀吉様の配下として、この戦の弁明い いたしませぬが、あなたをお救いでき てよかったと思っています お初:じゃあ今度、お天気の良い日におい しいお菓子でも食べながらお話しま しょうよぅ お初:ぽかぽかの縁側であなたのその ふさふさした頭を撫でながら 日向ぼっこ、楽しそうだわぁ 石田三成:ふ、ふさふさ……! これは、兜であって……! お初:だってあなた、暗い部屋に一人で ジメーっと悩んでそうなんだものぅ お初:未来のことも大切だけど、今を楽し むのも大切よぅ 小牧長久手の戦い-外伝 森長可:戦線膠着とかあぁぁ! しゃらくせぇでございますねええぇ!! 森長可:鬼武蔵が切り開きやがりますぜええぇぇ 石田三成:森殿、ご自重ください 敵は戦巧者の家康 特に奴は野戦に長けます 石田三成:地形を見ても、突出すれば容易に 誘い込まれるのは明らか 強引な進軍だけはおやめください 森長可:んだとぉぉぉ!家康の首とれねぇな らぁぁぁ! 森長可:鎧の下に着込んだ白装束ごとおぉ、 ヒネ、ヒネああ1ャ・¥ケヌ{ト7@1オゥ 石田三成:……ここにも話が通じぬ馬鹿がいた か…… 忍城攻め-外伝 石田三成:秀吉様亡き後、家康の専横には目に 余るものがあります 石田三成:ここは五大老 筆頭であられる、利家殿に…… 前田まつ:アンタはなんのために秀吉の世を 生かしたいんだい? 石田三成:は……? 前田まつ:アタシには、アンタが自分の常識と か習慣だけを正義だと思って動いて るように見える 前田まつ:すごく、自分勝手なンさ 石田三成:そ、そのような……! 俺は、秀吉様の恩義を忘れない 忘れたくない! 石田三成:……それだけです 前田まつ:アンタの行動理念は情、だけど行動方針が 理なんだよ。目先の理で動く 人間の結束なんて、脆いもんだ 前田まつ:アンタを助けたいと心から思う友が いなきゃ、うちの人の仲裁も意味な いさ 前田まつ:立場が悪くなればなるほど、手を 差し伸べてくれるのが本当の友…… 前田まつ:アンタには、いるかい? 杭瀬川の戦い-外伝 小西行長:さすが島殿、予想通りの見事な戦勝 で士気もあがっとりますわ 戦も商いも、こうありたいでんな 石田三成:行長、これで明日の決戦…… 勝てるだろうか? 小西行長:さあ?そればっかりは なんせワイらの軍、寄せ集めやし 小西行長:どっかボロッと裏切ったりしたら、 ワーッと崩れますやろなあ 石田三成:……それは、困る 俺は勝たねばならないのだ 小西行長:三成はん、商いちゅうのんは、 銭勘定だけではあきまへんのや 小西行長:時に「損して得取れ」 義理や人情で金貸したり、 販路譲ったりすんねんで 小西行長:そういうもんに、人間は助けられる 成り上がりのワイが言うんや、間違い ないで 石田三成:……俺には、そういう先行投資はな いからな…… 小西行長:そうやろか? だったらなんでワイや島殿、大谷殿 がここにおりますのん 小西行長:自信持ちや! アンタに賭けた未来、千倍にして 返してもらわな、割にあわんで 関ヶ原の戦い-外伝 大谷吉継:三成 小早川の陣に不穏な動きあり 注意されたし 石田三成:小早川殿には何度か書状を送ってい るのだが、返答がない…… 大谷吉継:では、我が直接 石田三成:いや……信じてみようと思うのだ 今、指揮官として俺がすべきことは、 諸将を信じることだけだ 大谷吉継:フ…… ここに来て、ようやくか 石田三成:遅かったのだろうな もっと早くそれに気づいていれば、 清正も、正則も…… 石田三成:……だが、今というときに気づけて よかったとも思っている。お前とい う存在……真の友のありがたみを 石田三成:今ここに、共に立ってくれているこ と、感謝する。吉継 大谷吉継:礼をいうのは我のほうだ 病に絶望し、先の見えぬ我が人生に 未来の光を見せてくれた…… 大谷吉継:もとより死を待つばかりの身 この命、友の未来のために燃やし尽 くせるのなら、本望なり
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理樹きゅんと主役の座をかけて繰り広げられる、 MUGEN界のリトバス勢(+α)による凄烈な戦い(誇張 解説 keyの作品「リトルバスターズ!」の音声を基にした、うp主自作のボイスパッチを適用したキャラ(+α)で行われるトーナメント。 64名32組によるタッグトーナメントである。 優勝者には次回以降の動画の主人公権とか、緋雨閑丸(CV:田宮トモエ)を一週間好きに出来る権利とかが与えられるトカ与えられないトカ。 まず紹介順にAブロック・Bブロックへの組み分け戦を行い、その後にトーナメントを開始、最後に両ブロックの優勝者が最終決戦を行う形式。 ボイスパッチのテスト 出場タッグ + 文字数の関係上略称 シキ 両儀式 遠野志貴 バイオ ジル・バレンタイン ELLA ヤンデレ 韋駄川煉 マキ 虹色筋肉 レインボー・ミカ アレックス(CV:神奈延年) 波動 ルカリオ リュウ 斬 高嶺響 御名方守矢(CV:織田優成) フルヌッコ 棗鈴 チェンシロウ 大剣 フィオナ・メイフィールド(CV:やなせなつみ) 前田慶次 舎弟 矢吹真吾 陣内兵太 科学部 ユェン・ソイレン(CV:荒井悠美) DragonClaw ヒスコハ 琥珀さん 翡翠 ドリル ネームレス ヨーコ 仁王 サウザー 川名みさき ロック 楓 ロック・ハワード 美獣 リリス(CV:すずきけいこ) ネロ・カオス 忍者 ガイ いぶき 餓狼 斬真狼牙 テリー・ボガード ブラシス 牙刀 双葉ほたる 白黒 K 鑑恭介(CV:緑川光) ヤンマーニ アサギ タクアン和尚 脱衣 KAITO ユダ 草薙 草薙京 kyoko_typeA 君泣殴止 空条承太郎 美坂香里 キリサケ 天楼久那妓 レイ 旦那 ホル・ホース 沙耶 緑 東風谷早苗 パーフェクトセル 怪人 ロールシャッハ Q ルー大柴 伊達政宗 ブリジット(CV:金子明美) 髪 里村茜 ミリア=レイジ 核恋 霊烏路空 恋するドラゴン 音楽 長森瑞佳 ルナサ・プリズムリバー ナイフ 咲夜・S・ブランドー(CV:田中涼子) 闇のアギト コメント のわっ、いつの間にかページ作られてる!; 出来るだけ早く再開したいと思ってます……すみません -- うp主 (2010-06-22 03 03 36) 名前 コメント マイリスト
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武将名 どどつないえ UC百々綱家 織田家臣。姉川の戦いまで浅井氏に属していたが、信長に敗れた後、織田家に仕える。関ヶ原の戦いでは東軍に与するよう、主君である織田秀信に讒言したが聞き入れられなかった。戦後は浪人したが、後に山内一豊に仕えた。築城の名手であったといわれる。「こんなところで死ぬわけには        いかんちゅうに!」 出身地 近江国 コスト 2.0 兵種 騎馬隊 能力 武力8 統率3 特技 攻城 計略 正兵の瞬攻? 武力と統率力が上がる。 必要士気2 Illustration 池田宗隆 織田家初のコスト2武力8騎馬隊が登場。 築城の名人と伝わるためか、2コス騎馬としては貴重な攻城を持っている。 計略「正兵の瞬攻」は約3c 自身の武力+6 統率+2。 効果時間は短いが、爆発力はそれなりにあるので相手の足並みを崩しやすい。 士気2と軽いため、連発しても士気4で約6cと考えるとなかなかの効果だが、 無論 後先考えずに使うと後々士気が足りなくなることもあるので気をつけたい。 とっさの防衛、突撃ヒット直前に打って突撃強化、采配からのコンボで武力20超え、といった使い方のほかにも 百々に武力家宝を装備させたうえで打てば武力15となり、わずか士気2で各種森蘭丸やEX前田慶次を目覚めさせる起点にもなる。 士気2なので織田単に限らず、信長包囲網など多色でのデッキでも活躍が期待できる。 カードイラストには頰にチョビひげが描かれているが、3Dグラフィックでもマジックで描いたようなヒゲがついており、いささかシュールである。
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お市 能力値 出現方法 武器 無双演舞、技能取得 基本性能 解説 能力値 能力名 初期値 最大値 体力 130 245 無双 160 280 攻撃力 44 246 防御力 60 286 知力 48 256 移動力 125 195 得意属性 閃光 ※最大値は「成長限界突破」によって更に伸びる。 出現方法 最初から登場(デフォルトキャラクタ)。 武器 武器名 基本攻撃力 剣玉・梅(ケンダマ・ウメ) 12 剣美玉・百合(ケンビダマ・ユリ) 29 木花開耶・桜(コノハナサクヤ・サクラ) 45 瑠璃弁天・菊(ルリベンテン・キク) 55 ※「瑠璃弁天・菊」の初回の取得方法については4武器を参照 無双演舞、技能取得 シナリオ-ステージ 取得可能技能、取得方法 織田軍団編-信長上洛戦 脱兎(鈴木佐大夫 敵詰所全制圧で登場) 織田軍団編-姉川の戦い 硬骨(朝倉宗滴) 薬活(赤尾清綱) 激昂(前田慶次) 蜻蛉返り(海北綱親) 忍耐(朝倉景紀) 織田軍団編-雑賀攻略戦 お市編-小谷城脱出戦 練気(遠藤直経) 怒髪(赤尾清綱) 燕返し(海北綱親) 見切り(朝倉宗滴) 千里眼(朝倉義景) お市編-手取川の戦い 虎乱(柿崎景家) 一の太刀(宇佐美定満) 居合(直江兼続) 織田軍天下統一編-関東征伐 一閃(真田幸村) 霞割り(真田昌幸) 鉄壁(北条綱成) 意地(上杉謙信) 我流(MAP敵本陣へのルート中) 織田軍天下統一編-奥州征伐 無刀取り(MAP最右の石の場所) 乱撃(上杉景勝) いなし(上杉謙信) 烈破(伊達成実) 覚醒(真田幸村) 無双の継承者たち-無双の継承者たち 逃げ水(劉備) 皆伝(曹操) 基本性能 攻撃 解説 □□□ △~ □□□□~ □△~ □□△~ □□□△~ ダッシュ□ J□ J△ 受け返し 馬上□ 馬上△ 無双奥義 無双秘奥義 解説 未稿
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おかえり聖杯戦争◆wd6lXpjSKY 夜の街を駆け抜ける二つの影。 夜科アゲハは奥歯を噛み締め、月に照らされながら北を目指していた。 靴裏とアスファルトの擦れる音が耳に残る中、彼は自分の記憶に振り回される。 「呑気に寝ている場合じゃねえ……!」 起床時には学園の崩壊という一報に驚き、覚醒せぬ頭では思考が回らなかった。 異形の化物の襲来により、考えるよりも先に身体が動いていた。 戦場へ向かう真っ最中であるが、火蓋が切って落とされるのは数刻先である。故に脳に安らぎの一時が生まれていた。 夜科アゲハの記憶に差し込まれるは主催者――天戯弥勒の声だった。 時計の針が十二と重なりし瞬間、彼の声が聖杯戦争の参加者に届いていたが、肝心の夜科アゲハは瞳を閉じ、寝てしまった。 「アサシンの脱落――人吉のとは別のサーヴァントが落ちた。 変な化物が動いていることを考えれば、昼よりも他の奴らが活発になっているのは明らかじゃねえか……っ!」 目覚めと同時に記憶に混在する天戯弥勒の声はやけに透明だった。 聞いていない言葉は間違いなく不純物である。他人に記憶を改竄されたような、一種のトランスに陥ったとも捉えられる。 しかし、感じぬ違和感が夜科アゲハの心を静かに侵食する。まるで聖杯戦争の記憶を自然と理解していた始まりと同じ感覚である。 「学園がぶっ壊れたってのはフェイクの可能性もあるが……テレビでやってんならマジだよな。 巨人がいたのも多分……今更俺らより馬鹿デケえ奴がいたって、ロボットが出ても不思議だなんてことはありえない」 太陽が昇っている間に通っていた学園の崩壊は、偽りの学び舎ながら夜科アゲハの興味を惹くには十分過ぎる情報だった。 複数の聖杯戦争参加者が集う規格外の火薬庫が弾け飛んだ。そう考えれば理解し難い話ではあるまい。 問題は戦闘が行われていたことである。彼は全てのマスターやサーヴァントと出会った訳ではない。 未だ見えぬ脅威、或いは仲間になり得る存在かもしれないが、何よりも圧倒的な情報不足である。 寝ていた自分を殴りたい気持ちに駆られ、過去に飛べるならば睡眠を妨害していただろう。 そして極めつけは―― 「俺は――落ちる前に全てを片付けてやる」 夜空を見上げれば満月が世界を嘲笑っていた。 天戯弥勒の言葉の幕切れは比喩でも無ければ、詩的に表した訳でも無かったのだ。 偽りないその意味は月が世界の崩壊を物語っていた。彼曰く聖杯戦争のリミットである。 世界の終わりが見えたこと。 聖杯戦争に新たな脱落者が現れたこと。 アッシュフォード学園が崩壊してしまったこと。 謎の巨人が現れたこと。 地震や津波の類が発生していること。 異形の化物が現れたこと。 ――金のキャスターの手先が接触してきたこと。 眠気を吹き飛ばすには充分だろう。 脳に叩き込まれた多くの情報が夜科アゲハの脳を刺激し、彼の意識を覚醒させる。 次に自分が行うべき行動は何か。場所は、敵は、味方は、天戯弥勒は――人吉善吉は。 大地を蹴り上げる足に自然と力が籠もる。 肌で風を切り、ちらほらと視界に入り込む通行人を避け、着実に北へ向かう。 金のキャスターによって操られた人間が怯えていたのは何故なのか。 幾つかのパターンが考えられるが、夜科アゲハの思考は唯一つの答えを最速で弾き出していた。 不敵な笑みを浮かべ、少々ではあるがこんな答えに満足してしまう自分に恥ずかしさをも覚えてしまう。 「辿り着けば、全てがわかるんだよ……!」 などと、思考を放棄出来ればどれだけ楽だっただろうか。 言葉では簡単に吐き捨てるが、彼の脳内は未だに出口の見えない迷路を彷徨っている。 情報の処理と理解を締め付けるは寝ていた自分への愚かさである。 少しでも動いていれば――状況は全てが変わっていたかも知れない。 彼は全てを知らず、未来の海賊王が固有結界を発動したことも、とある世界の頂点と天使と悪魔の世界に踏み入った二番手の決戦も。 世界の壁を超越した対立も、全てに出遅れている。彼がその事実に辿り着くことは無いが、取り残される感覚だけが心を埋め尽くす。 故に少しでも前へ。 北上すれば人吉善吉や金のキャスターとの接触する可能性が高い。 月が世界に迫ろうが、夜科アゲハの行動は変わらず、彼は己の為すべきことを――天戯弥勒の元へ辿り着け。 「そこら辺から盗ん……拝借してきたぜっ! 早く後ろに乗りな!」 考え事に夢中になっていたのか、夜科アゲハはバイクが並走するまでエンジン音にすら気付かなかったようだ。 横目を流せば相棒であるセイバー纏流子がヘルメットも被らずに、じゃじゃ馬に跨っていた。 窃盗に注意する筈もなく、夜科アゲハは右足を振り上げ宙へ跳び、纏流子が待ってましたと言わんばかりに軽くブレーキを握り締めた。 彼らは所謂、不良の類。窃盗の一つや二つ、違法走行程度に口を挟む人種とは掛け離れた存在である。 「飛ばしてくれ! 俺達の出遅れた分を一気に回収してくれ!」 「言われなくても飛ばしてやるさ、舌を噛むなよ手を離すなよ? そんじゃあ――飛ばすぜぇ!!」 夜科アゲハが後ろに跨った瞬間、バイクは唸りを上げ一瞬でフルスロットルへ。 アスファルトに焦げ付くは彼らの思いか、溢れ出る熱を表現するかのようだった。 「昼も大概だったけどよ、夜になると一層暴れてやがる」 「なあ纏、アサシンが脱落したって話だけど、他に何体のサーヴァントが落ちたと思う」 「あー……知らねえな。エスパーじゃねえし。でも、確実に他の奴もくたばってるさ」 「一応聞くけど、根拠はあるのか?」 「――しっかり捕まってろ、ちょいとこっちも暴れるぜ」 マスターの問を中断し、サーヴァントたる纏流子はハンドルを傾ける。 身体を襲う衝撃に夜科アゲハは顔を歪め、文句の一つでも言い放とうとした瞬間だった。 先程まで走っていた地点に何かが降って来た。 ハンドルから離れた纏流子の右腕が掴むは紅き鋏の片割れ――片太刀バサミ。 その刀身はハサミの冠に似合わず刀と同義かそれ以上。月夜を反射し紅に纏流子の鋭い瞳が浮かび上がる。 「ん~、誰だお前?」 不気味な襲来者を夜科アゲハは壊れた人形のような存在だと感じ取る。 人間を型どってはいるが、疎らに歪な造形、見た者を不安にさせるような表情や挙動。 寝起きの襲撃者はどこかファンタジーやメルヘンらしさを匂わせていたが、今回は違う。 生理的な恐怖や悪寒を引き立たせる存在は、奥に製作者の顔を覗かせているようにも感じてしまう。 「お前が誰だって話じゃねえかぁ!!」 空から降って来た人形が地面に着地する寸前の出来事である。 纏流子は片手運転で器用に体勢を整えたまま接近すると、空いた右腕を空へ伸ばす。 握られた片太刀バサミが振り下ろされ、人形はあっという間に一刀両断。 バイクが道路を走り抜け、からんころんと飛び散った部品が大地を転がる音だけが人形の結末を演出する。 「……なんなんだよ、あいつ」 「さあな。どうやら人違いっぽいから誰かを狙ってたみたいだったけどな」 「喋る服に戦国武将に悪魔に人形か……なんでもありだよな」 「わけが分からねえのがサーヴァントみたいなところあるからな」 あの人形はサーヴァントじゃないからな。 そう付け加えた纏流子は一切振り向かずにバイクを走らせる。 襲撃者は確実に誰かを狙っていた。それは恐らく創造主に命令されていたのだろう。 推測ではあるが魔力に反応しこちらを襲って来たのだろうか。 真実を包む闇を晴らすのは現状じゃ不可能だ。だが、下っ端を使役し暗躍している存在は認識した。 人形を使役するサーヴァント――話に聞いていたキャスターであろう。 金のキャスターとは異なる存在に纏流子は遭遇しておらず、ランサーである前田慶次らからの又聞きでしか把握していない。 しかし、碌でもない人物であることは確かであり、キャスターの英霊は揃いも揃って悪趣味な連中なのだろうか。 ふと夜空を見上げれば月。 生前の纏流子は大気圏を突破し宇宙へ到達したことを思い出す。 最悪の結末を迎える前に自分が正面から破壊することも視野に入れるべきだろうか。 などと考えていると、必要以上に黙るマスターに気を取られてしまいため息を零す。 「睡眠も大切だって」 「……うるせえ」 「出遅れた感じはあるけどよ、目的はドンパチすることか? 見境なしに喧嘩をふっかけることか? 違うよな」 いつまでもくよくよすんな、らしくない。 そう言葉を投げ、纏流子の笑いが風に流れて後方へ。 「絶対に姉キのところへ帰るんだろ? だったら止まらねえで、やることがあんだろ」 振り向いた彼女の口から歯が覗き、無邪気な笑顔を見れば夜科アゲハは考えることが馬鹿らしくなっていた。 最も自分のやるべきことを見失ってもいなければ、落ち込んでいた訳にも非ず。ただ、ケジメが必要だった。 睡眠の選択は戦局を長い目で見据えれば悪い訳ではなく、体力温存の面から考えれば最善の可能性すらある。 結果的に人吉善吉の捜索を打ち切ったこと。言い換えればダチを見捨てたことが、夜科アゲハの心を静かに苦しめていたのかもしれない。 「そうだな……あぁ、そうだよな。 さっさと行こうぜ。俺にはやらなくちゃいけないことがまだまだあるんだ……こんなところじゃ止まれねえ」 「全くだ。これまで散々寝てた分を取り返してやろうぜ! 盛り上がっているところに悪いが、まだあたし達がいるんだよ」 人知れず輪から取り残された彼らがバイクに跨がり夜を駆け抜ける。 舞台を照らす灯りが増え、カーテンの切れ間から覗く役者も舞台に躍り出た。 だが、彼らが残っている。参加者にして唯一、主催者たる天戯弥勒を知る彼が残っているのだ。 之より戦場に帰還するは一人の男。 夜科アゲハ――沈黙を破り、再び舞台の上で踊り狂う。 【B-4/二日目・未明】 【夜科アゲハ@PSYREN-サイレン-】 [状態]魔力(PSI)消費(小) [装備]なし [道具]グリーフシード×1 [思考・状況] 基本行動方針:聖杯戦争を勝ち抜く中で天戯弥勒の元へ辿り着く。 1.北上し、地震の原因と金のキャスター、人吉を探す。 2.地震が人為的なものでなく、危険を感じたら避難する。 [備考] ※ランサー(前田慶次)陣営と一時的に同盟を結びました ※セイバー(リンク)、ランサー(前田慶次)、キャスター(食蜂)、アーチャー(モリガン)、ライダー(ルフィ)を確認しました。 ※ランサー(レミリア)を確認しました。 ※キャスター(フェイスレス)の情報を断片的に入手しました ※『とある科学の心理掌握(メンタルアウト)』により、食蜂のマスターはタダノだと誤認させられていました。 ※アーチャー(モリガン)と交戦しました。宝具の情報を一部得ています ※グリーフシードを地球外由来のもの、イルミナに近い存在と推察しています。 【セイバー(纒流子)@キルラキル】 [状態]魔力消費(中)疲労(小) [装備]バイク@現地調達 [道具] [思考・状況] 基本行動方針:アゲハと一緒に天戯弥勒の元へ辿り着く。 1.北上し、地震の原因と金のキャスター、人吉を探す。 2.地震が人為的なものでなく、危険を感じたら避難する。 3.キャスターと、何かされたアゲハが気がかり 4.アーチャー(モリガン)はいつかぶっ倒す [備考] ※セイバー(リンク)、ランサー(前田慶次)、キャスター(食蜂)、アーチャー(モリガン)、ライダー(ルフィ)を確認しました。 ※間桐雁夜と会話をしましたが彼がマスターだと気付いていません。 ※キャスター(フェイスレス)の情報を断片的に入手しました ※アゲハにはキャスター(食蜂)が何かしたと考えています。 ※アーチャー(モリガン)と交戦しました。宝具の情報を一部得ています BACK NEXT 067 We go! ……and I m home 投下順 069 とある少女の前奏曲 067 We go! ……and I m home 時系列順 069 とある少女の前奏曲 BACK 登場キャラ NEXT 064 きっとどこかに繋がる世界 夜科アゲハ&セイバー(纏流子)
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織田包囲網作成中、各国大名が大坂で会議中。で、女たちも噂話に花が咲く。 女政宗、女元就、女半兵衛、謙信さま@不明、かすが。 雨夜の品定め 「織田が倒れて、ようやく一息つけるな。…しかし、大坂というところは雨が多い。体が腐 ってしまいそうだ」 冷涼な奥州から来ているせいか、奥州筆頭・伊達政宗は暑そうに小袖の腕を捲り上げるつい でに胸もやや開け気味にしている。しかも、胡座をかくもの時間の問題、という状態である が、目付け役兼守役の片倉小十郎が袴をつけさせておいて正解というところであろう。 片や、隣りにきちんと萌黄色の狩衣で正装し、正座もしている安芸の毛利元就は、雛人形の ように整った面をつまらなさそうにし、見事な細工の扇で静かに扇いでいた。 「元就君は、おとなしいね。…折角、女ばかり集まったのだから、少しは話をしてみようと か思わないかい?」 声をかけてきた大坂の軍師・竹中半兵衛に元就は、ちらりと切れ長の瞳を向けたが、何も言 わなかった。 大阪城の主・豊臣秀吉の身内同然の彼女は、遠来の客人に礼を尽くす意味でも、珍しく小袖・ 打掛姿で座っている。 「たしかに、この顔ぶれは滅多にないな。…お互い、刀も持ってないし。なあ、軍神どの」 政宗は、やはり端然と座り、かすがに酌をさせて大杯を静かに啜る越後の軍神・上杉謙信に 声をかけた。 「そうですね。このかおぶれはめったにそろいません。さつばつとしたはなしいがい、なに かくだけたはなしでもしましょうか」 「男ばっかりだったら、すぐに猥談になるんだろうけど」 脳裏に誰の顔を思い浮かべたのか、ちょっと嫌そうに半兵衛が呟いた。 別廓には、武田信玄、真田幸村、長曾我部元親、島津義弘、徳川家康、大阪城の主・豊臣秀 吉ら早々たる武将が揃っていた。 浅井夫婦と前田夫婦、甥の前田慶次は、さらに別の廓に部屋をもらっている。 「おなごでもおのこのしなさだめはすることもあるでしょう。まず、わたくしがくちびをき りましょうか。あめのおとも、ふうりゅうと……」 「ほう。こいつはいい。軍神の男の好みなんか、滅多に聞けないからな」 政宗の言葉に、一同頷いた。元就までが、興味ありそうに見つめている。 「ここにおわすいずれのかたも、ふかくおもうかたはおられましょうが、ここはひとつざき ょうということで」 男か女か、判別のつかない美しい顔で謙信は語り始めた。 雨夜の品定め2
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伊達政宗 「どうせあなたも… 市を殺そうとするんでしょ…」 真田幸村 「なんて能天気な顔…うらやましい…」 前田慶次 「もう一生分…楽しんだよね…」 豊臣秀吉 「お優しい秀吉様…市にも未来はある…?」 竹中半兵衛 「あなたが蝕まれてるの…市には分かるわ…」 長曾我部元親 「いいな…お友達に囲まれて…楽しそうね」 毛利元就 「あなたを哀れむ人は…きっといないわ… だから市が…哀れんであげる…」 織田信長 「にいさま…市、にいさまに会いに来たよ…」 濃姫 「あなた…どっかいっちゃえばいいのに…」 武田信玄 「大きい声…こわい…」 上杉謙信 「いくら毘沙門天でも…あなたは救えないわ…」 かすが 「口では何と言っても… やってることは同じね…」 猿飛佐助 「あなたの体…血に染まって真っ赤ね…」 森蘭丸 「可哀相な蘭丸…市が目を覚まさせてあげる…」 明智光秀 「ああ…いっそ市が…あなただったら…!」 前田利家 「あなたが死んだら…奥さんが泣くわね…」 まつ 「あなたって幸せそう…どうでもいいわ…」 いつき 「小さい子…ふうん…」 島津義弘 「市…無傷では帰れないわ…きっと…」 ザビー 「あなた面白いわ… 言ってる事とやってる事が…全然違うもの…」 宮本武蔵 「市…あなたのこと…きらい…」 片倉小十郎 「あなたの目はきらい… とても静かに…市の心を見透かすから…」 浅井長政 「(なし)」 お市 「(なし)」 徳川家康 「あなた…なんだかこどもみたい…かわいい…」 本多忠勝 「きっと…刺し違えないと無理…よね…」 本願寺顕如 「地獄には…魂しか持って行けないのに…」 北条氏政 「無理したら…お墓に入っちゃうよ…」 今川義元 「市でも分かる…あなたは……………ふふふ」 風魔小太郎 「あなたって…この世にいないのね…?」 松永久秀 「あなた…市の不幸を分かってくれるのね…」
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第二期エリア幹部陣 NW エリア長 愛恋 l+k //player?23889 32 エリア副長 Lyon l+k //player?23868 32 暗 l+k //player?23885 32 キルヒアイス l+k //player?26882 32 niku l+k //player?27954 32 にむたん l+k //player?28302 32 NE エリア長 幽月 l+k //player?23603 32 エリア副長 翔太 l+k //player?26613 32 猛省中 l+k //player?25245 32 マングース l+k //player?23930 32 ジョナサン・ジョースター l+k //player?24604 32 前田慶次 l+k //player?25276 32 W エリア長 ゆふぃお l+k //player?22827 32 エリア副長 Camyu l+k //player?24796 32 Merlyn l+k //player?22795 32 ようたすけ l+k //player?27224 32 E エリア長 Emperor l+k //player?22661 32 エリア副長 仔馬 l+k //player?27050 32 ニャンちゅう l+k //player?27392 32 良 l+k //player?26661 32 kansin l+k //player?23967 32 SE エリア長 シオン=シェルナーグ l+k //player?24707 32 エリア副長 kohei l+k //player?26700 32 sinononoap l+k //player?24357 32 belbatov l+k //player?25400 32 海獣 l+k //player?25700 32 SW エリア長 突撃隊の晩御飯 l+k //player?22064 32 エリア副長 たかぷ l+k //player?24746 32 STICK l+k //player?27197 32 ポン太 l+k //player?22070 32 白鷹 l+k //player?24117 32 トンブリ l+k //player?26449 32
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無双OROCHI 魔王再臨 ストーリー攻略 ├ 蜀 ├ 魏 ├ 呉 ├ 戦国 └ 遠呂智 ドラマティックモード攻略 ├ 攻略情報 └ 出現方法 武将データ・蜀 ├ 趙雲 ├ 関羽 ├ 張飛 ├ 諸葛亮 ├ 劉備 ├ 馬超 ├ 黄忠 ├ 姜維 ├ 魏延 ├ 龐統 ├ 月英 ├ 関平 └ 星彩 武将データ・魏 ├ 夏侯惇 ├ 典韋 ├ 許褚 ├ 曹操 ├ 夏侯淵 ├ 張遼 ├ 司馬懿 ├ 徐晃 ├ 張郃 ├ 甄姫 ├ 曹仁 ├ 曹丕 └ 龐徳 武将データ・呉 ├ 周瑜 ├ 陸遜 ├ 太史慈 ├ 孫尚香 ├ 孫堅 ├ 孫権 ├ 呂蒙 ├ 甘寧 ├ 黄蓋 ├ 孫策 ├ 大喬 ├ 小喬 ├ 周泰 └ 凌統 武将データ・戦1 ├ 真田幸村 ├ 前田慶次 ├ 織田信長 ├ 明智光秀 ├ 石川五右衛門 ├ 上杉謙信 ├ お市 ├ 阿国 ├ くのいち ├ 雑賀孫市 ├ 武田信玄 └ 伊達政宗 武将データ・戦2 ├ 濃姫 ├ 服部半蔵 ├ 森蘭丸 ├ 豊臣秀吉 ├ 今川義元 ├ 本多忠勝 ├ 稲姫 ├ 徳川家康 ├ 石田三成 ├ 浅井長政 └ 島左近 武将データ・戦3 ├ 島津義弘 ├ 立花誾千代 ├ 直江兼続 ├ ねね ├ 風魔小太郎 ├ 宮本武蔵 ├ 前田利家 ├ 長宗我部元親 ├ ガラシャ ├ 佐々木小次郎 └ 柴田勝家 武将データ・他1 ├ 貂蝉 ├ 呂布 ├ 董卓 ├ 袁紹 ├ 張角 ├ 孟獲 ├ 祝融 └ 左慈 武将データ・他2 ├ 遠呂智 ├ 妲己 ├ 太公望 ├ 孫悟空 ├ 伏犠 ├ 女媧 ├ 源義経 ├ 平清盛 ├ 卑弥呼 ├ 真・遠呂智 ├ 百々目鬼 └ 牛鬼 アイテム ├ 回復アイテム ├ 一時能力アップアイテム ├ 経験値アイテム ├ その他アイテム └ バーサスモードのアイテム データベース ├ 特技一覧 ├ 練成能力一覧 ├ 武器属性一覧 ├ 練成素材獲得法一覧 └ 戦術一覧 武将出現条件 ├ 蜀 ├ 魏 ├ 呉 ├ 戦1 ├ 戦2 ├ 戦3 ├ 他1 └ 他2 モード紹介 ├ バーサスモード | ├ 総力戦 | ├ 勝抜戦 | ├ 撃墜 | └ 疾駆 └ サバイバルモード その他 ├ 小ネタ ├ 特殊合体技 ├ ムービー一覧 ├ 武器収集について ├ オススメLv上げ ├ 壁紙について ├ 無双バーストについて ├ セーブデータ引継 ├ サウンドテスト └ 情報提供者一覧 名前 コメント すべてのコメントを見る 削除
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シングル編OP タッグ編OP 「開幕のときだ 己が全力を持って オレを倒してみせろ」 解説 守護者エミヤ主催のトーナメントが再び開幕! 今回は64名によるシングルと128名によるタッグ戦、そして4人チーム戦が行われる。 前回から続けて参戦しているキャラもいて、上位4名は全員参戦している。 また、今回は主催者であるエミヤ自身も選手として大会に参加している。 OP主題歌はエミヤもいる3D格闘ゲーム『Fate/Unlimited Codes』の主題歌。 比較的参戦キャラのランクは高く、壮絶な戦いになることは間違いなし。 また、前回と違い今回は一部戦闘前に選手同士の会話が行われるようになっている。 出場選手 + シングル編 ヤムチャ チップ ガッツ サユリ・バーンシュタイン クリフ 韋駄川煉 アフターユリ ケン 暴走庵 ランサー オニワルド(1Pカラー) 神ズィルバー(1Pカラー) 白レン 七夜志貴 神オロチ(1Pカラー) シン 闇のアギト アサシン 八雲紫 レミー 美坂香里 十六夜咲夜 セイバー レイ 鷲塚慶一郎 前田慶次 Gルガール ゲーニッツ オロチDIO 射命丸文 金剛丸三蔵 アナザーブラッド 前原圭一(βVer) マンボウ 上杉謙信 長門有希 Dアテナ3rd(1Pカラー) 神ミズチ(1Pカラー) Gアデル 天楼久那妓 Qbee 竜子2nd リュウ 斬紅郎 弓塚さつき リーゼロッテ 大道寺きら キワミ エミヤ(守護者エミヤの試作通常版。CMあり) 復讐貴 両儀式 サキエル ギル アレックス テリー・ボガード 山崎竜二 豪鬼 リオン Unknown 神尾観鈴 レミリア・スカーレット 斬真狼牙 軋間紅摩 ミリア ジョニー #region乱入者 &遅刻) バージル(乱入者) ジェネラル(遅刻) + タッグ編 【出場タッグ】 チップ&ヤムチャ Gルガール&サユリ ブリジット&キノ 草薙京&軋間紅摩 両儀式&百合 琥珀&魅音 翡翠&詩音 堀田大悟&KUSANAGI ジョニー&サキエル V秋葉&北条さとこ スレイヤー&レミリア 闇のアギト&十六夜咲夜 リオン&バージル 韋駄川煉&山崎竜二 霊夢&アナザーブラッド イクさん&ネームレス シン&ジャム 神尾観鈴&八雲紫(一人目) 上杉謙信&毛利元就 カイ&セイバー キワミ&エミヤ 神ミズチ&ギル (アブソリュート)白レン&七夜志貴 吸血飢さつき&復讐貴 金剛丸三蔵&斬紅郎 ネロ・カオス&アレックス カイン&エディ 妖夢&鷲塚 飯&クラウド 前田慶次&佐々木小次郎(アサシン) Dアテナ3rd&涼宮ハルヒ フラム&シエル ベール&織田信長 ベアトリーチェ&古手梨花 棗鈴&棗恭介 京堂扇奈&伊吹萃香 ペトラ&アイン スマイル&ポチョムキン ソル&聖ソル 庵&フリズ 伊達政宗&片倉小十郎 Gズィルバー&クリフ アルティ&八雲藍 都古&メイリン 前原圭一&K' 斬真狼牙&テリー パチュリー&長門有希 神オロチ&みずか レミー&ミリア ヴェノム&オニワルド ワラキア&ゲーニッツ 剣道&弓道&セシリア(&シルファリア) 守矢&川澄舞 シルヴィ&八雲紫(二人目) 山本無頼&アネル ジェネラル&戒厳 桜咲刹那&イグニス Wind WindSE 鷹野三四&ミルド ロア&リーズ ネコアルク&ネコ・カオス まんぼう&フランドール テスタメント&ジャスティス Gアデル&のぶ子 コメント キワミww -- 名無しさん (2009-02-11 21 05 50) ありえん(笑) -- 名無しさん (2009-02-12 00 07 15) ヤムチャオワタw(参戦キャラ的に) -- 名無しさん (2009-02-12 15 47 05) 前回組が何人上位に食い込むだろうか -- 名無しさん (2009-02-13 19 14 39) 一部意味深な会話があるのはチーム戦後かなにかの伏線? -- 名無しさん (2009-02-14 05 37 46) 予期せぬ乱入者!!!! -- 名無しさん (2009-02-21 22 07 08) リュウ・・・・・・ -- 名無しさん (2009-02-23 17 48 25) CMキタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!! -- 名無しさん (2009-02-24 22 17 19) なんなんだあの香里は?! -- 名無しさん (2009-03-12 00 53 40) 珍しいキャラが結構紛れてるな -- 名無しさん (2009-03-12 03 30 30) 久しぶりに葬式という言葉が浮かんでしまったw -- 名無しさん (2009-03-14 19 23 20) 某ろだにあったヤムチャかつえぇ -- 名無しさん (2009-03-16 13 28 37) 引っ越しなどでPCが使えなくなるためしばらく停止します。誠に申し訳ありません。 -- タカミチ (2009-04-01 05 49 41) 再開…………かな? -- 名無しさん (2009-11-27 03 41 08) 続き来たよ -- 名無しさん (2009-12-03 01 02 24) ついに最終回きたか -- 名無しさん (2010-01-14 01 28 12) タッグ編開始 -- 名無しさん (2010-02-26 08 54 27) 名前 コメント マイリスト 【ニコニコ動画】MUGEN第二回エミヤ主催トーナメント